これ、なんか見覚えない?
スニーカーは好きでも、どういう工程を踏んであのカタチになるのか、構造まで語れる人はそう多くないはず。
▶︎製作動画も公開 「はい、全然わからないです」って人も、「想像はつくよ、何となく」って人も、スニーカー愛さえあれば絶対に楽しめるワークショップがある。それが……
日本が誇るグローバルスポーツブランド「アシックス」による、ミニチュアシューズワークショップである。
実を言うとこのワークショップは、神戸にあるアシックススポーツミュージアムで以前は定期開催されていたもの。コロナ禍で休止を余儀なくされていたのだが、この3月からオンライン開催にこぎつけたそう。
講師の説明とともに、実際に作っている手元を見ながら1時間40分ほど。じっくりシューズづくりができるのだが、ただのミニチュアと侮るなかれ。超本格的で濃密な没入時間が過ごせるのだ。
オニツカタイガーのトレーニングシューズ「リンバー」をはじめ、往年の名作をベースにデザインされたアッパーは全24種類。ラインナップは月ごとに入れ替わるそう。
しかも、素材はすべて実際のシューズの残材から作られているという。そんなサステナ視点とともに、このワークショップが面白いのは、ただパーツを組み上げるだけの工作で終わらないところ。
今も実際に行われているシューズ製作の基本工程に則っていて、「なぜ、この順番で組み上げるのか」といったノウハウに触れることができるのだ。
前置きはこのくらいにして、さっそく作ってみるとしよう。
2/3