OCEANS

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2022.03.18

ファッション

「去年の今頃、何着てた?」季節の変わり目に役立つ、春のカラーコーデ“3つの手法”



気づけばもう春。梅は咲いたし、桜はもうすぐ。

そんな季節の変わり目にはいつも、何を着るか迷うものだが、まずは色で春を感じるカラーコーディネイト術を探ってみたい。ということで、去年の今頃の街角パパラッチをプレイバック。そこで見つけた「3つの流儀」をお伝えしよう。


1:冬から延長のアイテムを春色に

まず多かったのは、ロンTやスウェットなど、冬から延長のアイテムを春色に変える人達。デザインやサイジングはそのままだから、いつものパンツやアウターとも、必然的に合うってわけだ。




爽やかさマックスのコバルトブルーに目を奪われるが、形やサイズ感はスタンダード。同色のスニーカーもコンバースだ。

その他のアイテムを黒&白というモノトーンに徹することで、色の効果を引き立てている。



3月25日発売のOCEANS本誌はスウェット特集。そこでもスウェットと我々の蜜月関係は大いに語りたいと思うが、着慣れたクルーネックスウェットは、春色を取り入れるのにちょうどいい。

レモンイエローは、いつものグレーパンツとも相性抜群。




ベージュのスプリングコートの下に着たパーカはオレンジを選択。

色使い以外は至って普段の組み合わせ。でも目の覚めるビビッドカラーが、新しい季節に相応しい新鮮な気持ちをもたらしてくれる。


2:小物で春色を取り入れる

服装は普段のままに、小物で少しだけ春気分を取り入れる。落ち着きがほしい大人にオススメの方法だろう。


ベージュのシャツに黒のパンツ。シンプルながら、自分に似合うシルエットや丈感をしっかりわかった秀逸コーデ。

そこにマルチカラーのエコバッグで春気分を。大人になっても遊び心は忘れてないことを、“省エネ”ながらしっかり主張している。



グレーのワントーンで揃えられた上下は、キレイな生地感やハリの良さを見れば、ひと目でわかるいい素材。

そこに挿したレモンイエローのキャップが、甘さを引き立てるひと振りの塩みたいに効いている。



もう少し暖かくなれば、ショーツもはきたくなってくる。グレースウェットとオリーブパンツの鉄板タッグに合わせたのが、オレンジのラインソックスと紫ヴァンズ。

下半身を変えるだけで着こなしの印象がガラッと変わるから、ぜひお試しを。


3:シャツを春色に変える

“襟付き”で春色を取り入れる。若々しさもきちんと感も捨てがたい大人にとって、この選択はいいとこ取りと言っていいかもしれない。



アウター代わりに着たシャツに、鮮やかなオレンジを選ぶとこのとおり。

カジュアルな着こなしにも関わらず、ちゃんと大人の佇まいに。味あるヘアスタイルとも、しっかりマッチしていらっしゃる。




こちらも同じく、シャツジャケットに色を取り入れた好例。少しフレア気味なパンツともレトロなマッチングもナイスだ。

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