色気漂う、シャツ一枚が格好いい男。そんなシャツイチ男に簡単になれるブランドが「コロン(:colon)」だ。
コロンは、ドレスウェアを得意とする日本のファクトリーに、あえてカジュアルアイテムをオーダーする今春デビューのルーキー。にもかかわらず、そのクオリティの高さがスゴいと早くも評判で、注目の存在となっている。
細番手のタイプライター生地には洗い加工を。芯地のない襟もリラックス感がある。「ダブルポケットシャツ」2万7500円/コロン(エンメ 03-6427-2261)
コレクションはどれもシルエットにゆとりを持たせ、キチッとよりもユルっと着られる仕立て。適度に遊びは持たせつつ、品と清潔感はキープと、今大人が着たいシャツに必要な要素がすべて備わっている。
フロントに深く入ったプリーツがAラインを描く。「インプリーツスタンドカラーロング」2万6400円/コロン(エンメ 03-6427-2261)
そんなコロンの今季のテーマは「プリーツ」で、どこかモードなムードが漂う一枚も用意。とはいえドレスウェアを熟知したファクトリーならではの計算に則った遊び心ゆえに、トゥーマッチになっていないところが秀逸だ。
裾の処理も長めのものからボックスカットまでさまざま。あらゆるスタイリングに対応してくれる。
タックアウトしたときのバランスから導いたそれらのデザインは、まさにシャツイチをキメる大きな要因となってくれるに違いない。
ここまでお膳立てしてくれれば「あとは着るだけ」なのだが、コロンは、「このシャツには何を合わせるがベストなの?」という問いにも解を出している。
シャツにマッチするパンツも展開するのだ。今季テーマを活かしすべてプリーツ入りでの展開で、とにかくシルエットが美しい。
センターにクリースを入れず、ストンと落ちるシルエット。「2アウトセットプリーツスラックス」2万8600円/コロン(エンメ 03-6427-2261)
これはドレスウェアを得意とするファクトリーの面目躍如といったところだ。
足取りも軽くなってしまうはず。
目の詰まったウールギャバジン、美しい光沢のコットンツイル、サテンといった素材選びにもその矜恃が見て取れる。
これなら、シャツイチだけでなく“Tシャツ一枚の男”も、格好良く引き立ててくれそうだ。
何かとありがたい存在となりそうなコロンは現在、各地でポップアップストアを開催中。スケジュールは以下だ。
ユナイテッドアローズ 有楽町店
3月17日〜3月27日
エディフィス 丸の内店
3月17日~3月23日
ビームス 梅田店
3月25日~4月31日
ビームス 二子玉川
4月8日~4月17日
バーニーズ ニューヨーク銀座店
4月8日~4月17日
デザインワークス六本木店
4月8日~4月17日
デザインワークスグランフロント大阪店
4月20日~5月8日
実物を見て、触って、その魅力を感じたら、ぜひ、色気漂うシャツイチ男になってていただきたい。
[問い合わせ]エンメ03-6427-2261