これまでの時計遍歴はすべてプレゼント
「マスター・コントロール・カレンダー」はケース径が40mmで日本人の手首にフィットしやすい。
そんなOSRINさんが学生時代に着けていた時計は、なんとパネライ。意外な答えに詳細を聞いてみると……。
「学生と掛け持ちでホストをやっていて、その時にプレゼントしてもらったものです。パネライというブランドとは認識していなくて、やたらデカいということだけ覚えています(笑)。すぐに、どっかいっちゃったんですけどね」。
文字盤上で月の満ち欠けを表す「ムーンフェイズ」機能を搭載する「マスター・コントロール・カレンダー」。
ほかに所有していた時計として、仲の良いスタイリストからもらったヴィンテージのオメガがあったが、小ぶりなサイズが禍となり、誤って腕につけたままシャワーを浴びてしまい、あえなく水没。さらに、スティーブ・ジョブズが愛用していたセイコーシャリオの復刻版をもらったこともあった。
「20代の時は時計を着けることに、やっぱり少し違和感があって。でも30歳を超えて少し意識が変わってきた。
時計の必要性は、自分でどれだけ大切に生きる時間を作れるかだと思っています。30代を超えてくると、時計を“着けられてる感”がどんどん和らいでくると思うんです」。
端正な顔つきが特徴の「マスター・コントロール・カレンダー」。
「ちょっとずつ時計の似合い方が変わってきてる感じはあります。さりげなく自分のアイテムになっているものが欲しいですね。それこそ、こういうギラギラしてない時計は着けやすいです」。
そういってOSRINさんが手に取ったのが、ジャガー・ルクルトの「マスター・コントロール・カレンダー」。手首にすっと収まる40mmのケースサイズに、飾らないSSケース。欲しい情報をバランスよく配した文字盤など、仕事に遊びに頑張る人にぴったりの逸品だ。
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