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2022.02.19

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ヴェンダースに大友克洋…カルチャーの重鎮48人の言葉で炙り出す三宅 純の姿


若い頃に「スタジオボイス」や「リラックス」を読み漁ったオーシャンズ世代たちよ、見よ、この顔ぶれを。

ヴィム・ヴェンダース、ピナ・バウシュ、ハル・ウィルナー、日野皓正や『AKIRA』の大友克洋までいる。 

彼らカルチャー界の重鎮がなぜ顔を揃えているかというと、この男のためだ。



三宅 純さん。先の“重鎮オールスター”とともに仕事をし、というか、多くの逆指名を受けるほど絶大な信頼を得る音楽家である。

日本よりも世界で有名な彼の名が国内でも広く知れ渡ったのは、2016年のリオ五輪閉会式だった。次回開催地である東京への橋渡しとなるセレモニーで流れた「君が代」は三宅さんがアレンジしたもので、神秘的で妖艶。誰もが知るのに誰も知らない「君が代」がブラジルから届いた瞬間、大きな話題となった。

そんな彼の40年以上にわたる膨大なクリエイションを俯瞰する本『MOMENTS / JUN MIYAKE 三宅純と48人の証言者たち』が発売される。
豪華メンツの証言がまとまった248ページ。この顔ぶれが揃う奇跡を考えたらコスパ良し(2月24日発売、4000円)。

豪華メンツの証言がまとまった248ページ。この顔ぶれが揃う奇跡を考えたらコスパ良し(2月24日発売、4000円)。


タイトルにあるとおり48人の証言からその“仕事”を紐解いていく中身なのだが、背表紙に入った証言者名簿を改めて眺めるだけも、やっぱりスゴい。


ヴィム・ヴェンダース、ジャン=ポール・グード、ハル・ウィルナー、リサ・パピノー、ヨセフ・シダー、レジス・ロワンサル、ナザレット・パナデロ、アンドレアス・アイゼンシュナイダー、ヨハン・クナイス、ヴァンサン・セガール、フィリップ・アヴリル、ヤン・スティーヴ、ペトラ・ゲルマン、スブリーム、日野皓正、大友克洋、菊池武夫、白井晃、蜷川実花、椎名林檎、青葉市子、寺門孝之、杉山恒太郎、おおたか静流、かの香織、花代、勝沼恭子、村川ジミー聡、渡辺等、伊丹雅博、タブゾンビ+社長 (SOIL & “PIMP” SESSIONS)、石川和男、渡辺秀文、松浦俊夫、青野賢一、上田久美子、ZAK、オノセイゲン、立川直樹、渡辺享、松山晋也、高橋健太郎、中西大輔、原雅明、芳賀孝信、宮崎恵子、三浦信

取材チームは年齢もジャンルも不問の7カ国48名を追いかけ、3年以上を費やしたという。

本人に会い、生の声を聞き、姿を写真に収め、まとめる。

アナログなプロセスによる結晶は今のコロナ禍では生まれ得ず、加速するデジタルの波の中におけるアナログの価値を改めて感じさせる。



そんな一冊の発売日には、48人の証言者名簿にも名を連ねるSOIL&“PIMP”SESSIONSの社長とタブゾンビ、そして三宅 純さんによるトークショーが開催される。

いったいどんな話が飛び出すのか? 載せられない話も出るに違いない。その瞬間の証言者になるのはあなたかもしれない。そして、248ページを捲りながら、稀代の音楽家の足跡を辿りたい。


[トークショー概要]
日時: 2月24日(木)19時〜 
場所:代官山 蔦屋書店 
出演:三宅 純、社長+タブゾンビ(SOIL&“PIMP”SESSIONS) 
詳細はコチラ

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