② 工事現場でよく見る“寅●パンツ”をキャンプ仕様に!
「このパンツも、面白いでしょ? 前から、老舗作業着メーカーのニッカポッカをキャンプで愛用していて、それをベースに作ったものなんです。
こういう化繊のパンツでワイドなものってなかなかないし、オーバーパンツとしても使えるので便利なんですよ」。
パンツ2万4200円/クライマーズ クライマックス(フューズ https://store.mens-bigi.co.jp/fuse)
パンツの裾はドローコードで調整が可能。絞った際のシルエットも格好いい。
ブーツを履いたままでも脱ぎ履きできるほどワイドな裾口もポイント。
③ コンパクトにしたいけど付属の袋に入れるのは面倒くさい!
「ドローコードにもちょっとしたこだわりがあって、寝袋みたいにウェアを丸めて縛れるんですよ。
キャンプでは荷物をできるだけコンパクトにしたいので、このギミックは絶対に欲しくって」。
ウェアをドローコードでまとめるとこんな感じ。コンパクトで持ち運びやすくなる。
熟練のキャンパーらしい、実に気の効いたギミック。これがベースレイヤーと中綿アウター以外のすべてのアイテムに備わっているという。
アウトドアウェアではお決まりのスタッフサックも、家に置いてきてしまったり使わないとき置き場に困ったりと何かと煩わしい。この仕様ならその心配はないし、パッカブルにしたときにウェアがしわくちゃになる問題も避けられる。
「キャンプに慣れてくると、本当に必要なギアってわかってきますよね。僕も今では、『極力モノを減らす』という基準でギアをチョイスするようになりました。クライマーズ クライマックスにも、そんな思考が反映されています」。
必要最適限のスペックに、思わず膝を打つギミック。このブランドの本質は、デザインよりもむしろそこにある。まさに“ありそうでなかったアウトドアウェア”として、気になる存在となりそうだ。
[問い合わせ]フューズ https://store.mens-bigi.co.jp/fuse