高機能素材「マウントブレスウール」を採用
「ベースレイヤーシャツ」2万5300円/クライマーズ クライマックス(フューズ https://store.mens-bigi.co.jp/fuse)
例えばベースレイヤーには、「マウントブレスウール(Mt. BREATH WOOL)」というメリノウール由来の機能素材を採用。アウトドアでの機能性を備えていて、なおかつ日常着としても心地よく着られる……そんな丁度良い素材を探した結果、辿り着いたという。
マウントブレスウールは、吸汗速乾性や抗菌防臭性に優れるアウトドアの定番素材のひとつだが、それにブランドならではの味付けを加えている。
「マウントブレスウールに別注をかけて、裏地に起毛感を出しました。より優しい肌触りと温もりが感じられるし、ナイロンを少し混ぜたおかげで強度も上がっています」。
ベースレイヤーではあるものの、ルックスも重視したと水上さん。
「シルエットにもゆとりを持たせてあるし、袖の切り返しなんかも工夫しています。カットソーとしてもサマになることを意識していますね」。
水上さんは、マウントブレスウールのフーディー(2万7500円)とパンツ(2万7500円)を着用。
「部屋着っぽくならないように」と計算されたシルエットは、インナーとして使うだけではもったいない存在感。機能に加え素材の風合いもデザインの一部として捉えているところもソツがない。
この他、同素材のフーディーやセットアップできるパンツなども展開する。
「外で手が悴んだときでも調整しやすいように」とこだわった“豚鼻”のコードストッパー。
「アウトドア服って、ひとつのモノとしてはすごく格好いいんだけど、重ね着するとキマらなくなることが多い。インナーとしてはいいけど、表に着たら成立しない、みたいな。
僕が欲しかったのは、単体で着ても重ね着しても洒落て見える機能服。スペックとデザインのバランスが大切だと思っています」。
マウントブレスウールは夏場でも推奨されるほど速乾性や通気性がいい素材。基本的には通年楽しめるという汎用性の高さも、素材として選んだ理由のひとつだ。
キャンプでも必須のネックウォレットをしまいたいときに便利な縦ジップの胸ポケットも隠れたこだわり。
「シーズンに関係なく、オーセンティックで長く着られる服でもありたいですね。まだ詳しく言えませんが、この素材を使った夏用のプロダクトも構想中!」。
水上さんのキャンプスタイルのリアルが詰まった、クライマーズ クライマックス。彼のこだわりのギミックが詰まったプロダクト紹介は、明日19時に公開だ。
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