ラグジュアリー=贅沢。言葉の意味はそうだが、何に対して「贅沢」を感じるのか。昨今、贅沢の定義、価値観が変わってきているように思う。
絢爛豪華なものだけがラグジュアリーではないのだ。もっとデイリーで実用的なものや日常のふとした瞬間だって十分に贅沢な気分を味わえるはず。
そんな現代人に寄り添う新しい概念を「PEOPLE’S LUXURY」と名付けた。
その本質を上質かつ親しみのあるプロダクトに定評があるブランド、コーチを纏う4人のオーシャンズな男と一緒に考えてみた。
ダンスや音楽など自分の“好き”を追求する時間に贅沢を感じる
パーカ15万9500円、Tシャツ1万7600円、バッグ H33×W34×D13.5cm 8万6900円、パンツ、ブーツともに参考商品/すべてコーチ 0120-556-936
[CASE 01]PEOPLE'S LUXURY × EXILE MAKIDAIさん普段から黒い服を着ることが多く、とりわけこの時季はレザーを纏うことが多いEXILEのMAKIDAIさん。服を選ぶ際に大事にしていることは、品格だと話す。
柔らかなラムスキンで仕立てたパーカは、リラックス感がありながら、大人の風格も漂う。上品なベージュが映える「ゴッサム トート 34」を合わせれば、武骨になりがちな黒のワントーンが柔和な表情に早変わりする。バッグの素材はサンバロナレザーとスムースレザーをミックスしたもので、見た目も質感も美しい。
「プライベートな時間も仕事のときも、上質な服に袖を通すとテンションが上がります。今日着させていただいたブラックレザーのパーカはまさにそう。
カジュアルでストリートらしさが薫る一方、ほんのり上品さもある。洋服の力ってすごいなと思います」 。
MAKIDAI●1975年10月27日生まれ。神奈川県出身。2001年よりEXILEのパフォーマーとして始動。現在はPKCZでDJとして活躍するなど、音楽・ダンスシーンをメインフィールドに多彩に活動中。
そんなEXILE MAKIDAIさんは、今後の目標を次のように語る。
「コーチは1941年のブランド創立から80年超。長きにわたって支持され続けているのは本当にすごいことだと思います。
自分もいつも応援してくださる皆さんに感謝をして、ある意味で貪欲にダンスや音楽に対する“好き”という気持ちを追求していけたら幸せです。
年を重ねた今だから感じられる贅沢な時間を大切にしていきたいですね」。
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