子供を飽きさせない構成が魅力。家族で農業体験の入り口として好適
「育てる」「遊ぶ」「食べる」という3つの体験ができるイベントの所要時間はだいたい2時間ほど。
小さな子供たちが多かったため途中で飽きてしまうかも? という心配もあったが、進行がテキパキしていたことや全体の時間が短めだったこともあり、どの子も最後まで楽しめていたようだ。
一方、大人たちの中には、今回のイベントを通じて、あらためて農業体験に魅力を感じた人も多かった模様。『シェア畑』のサービスに関してスタッフに質問をしている姿を、あちこちで見かけたのが印象的だった。
コンパクトにまとめられたイベントながら、農業体験を含む野菜にまつわる食育を包括的に行っているアグリメディアの「ベジトレ」イベント。子供たちと一緒に、無理のない範囲で農業体験をしてみたい家庭には、恰好の入門編となるのではないだろうか。
なお、アグリメディアでの次回のイベント開催は8月30日(金)、31日(土)の2日間。東京(
大泉学園)、千葉(
千葉検見川)、神奈川(
湘南藤沢)、埼玉(
川越新河岸)、大阪(
箕面中央)のシェア畑でそれぞれ実施される。
「831(やさい)」の日にちなんで8歳、3歳、1歳のお子さん連れの方は野菜の収穫、あるいは野菜プレゼントが行われるそう。予約や申し込みは不要だが、野菜がなくなり次第終了とのことなので、参加したい方は早めの時間にご参加を!
次回は、「ベジトレ」イベントを主催するアグリメディアが展開する貸し農園サービス『シェア畑』について紹介する。自分の農園を気軽に手に入れたい人は、そちらもあわせて参照してほしい。
石井敏郎=取材・文 山本恭平=写真