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「隣のオッサンは青いか?」を読む
かつて夫婦ふたりでお風呂に入る時間というのは、大事なスキンシップの時間だった。しかし、結婚から歳月を重ね、子供を持つようになると、一緒に入る機会はなくなるし、何より気恥ずかしい気持ちも増してくる。
はたして、結婚年数を重ねてもお風呂に入る夫婦はどれほどいるのだろうか? 子持ちの結婚5年目以上、35〜45歳の男女200人に、夫婦のお風呂事情を聞いてみた。
パートナーと一緒にお風呂に入る人は、全体の3割以上
●あなたはパートナーと、どのくらいの頻度で一緒にお風呂に入りますか?・ほぼ毎日 2.5%
・週に4~5回 3.5%
・週に2~3回 8.5%
・月に2~3回 8.5%
・年に数回 12%
・一緒に入らない 65%
「一緒に入らない」と答えた人が、半分を優に超える結果に。やはり結婚5年以上にもなると、パートナーとお風呂に入る習慣はなくなる人が多いようだ。
それは先ほど述べた通り、生活リズムの変化や恥ずかしい気持ち、子供ができたという理由が大きいのだろう。実際、一緒にお風呂に入らない理由を聞いたところ、下記のような回答だった。
【一緒にお風呂に入らない理由】
「ひとりでゆっくりしたい」(44歳/男性)
「生活の違い(主人は仕事が遅い)から長いこと一緒に入らなくなり、入る習慣がなくなった」(41歳/女性)
「夫は元々ひとりでお風呂に入るのは好きなタイプだったし、子供ができてからは子供と入るので、自然と一緒に入ることはなくなった」(39歳/女性)
「気まずい」(43歳/男性)
「太ってしまったので、夫に裸を見せたくない」(37歳/女性)
しかし、夫婦一緒にお風呂に入る頻度のデータを改めて見てみよう。最低でも月に一度、パートナーと一緒にお風呂に入るという人は4人に1人もいるのだ。
結婚から5年以上が過ぎても、「生活のすれ違い」や「気まずさ」などはなく、夫婦でお風呂コミュニケーションをとれている人がここまでいるというのは意外であった。
ここで少し、結婚年数別に見ると夫婦のお風呂事情に変化は表れるのか調べてみた。
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