ワックスで表面に膜をつくる
![ワックス](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/38053/images/editor/f5c62c82a40c8613e482ad2ab713326867d91b09.jpg)
「仕上げは、指でワックスを塗ります。表面に膜を作ることで、より雨にも強くなりますよ」。
なお、つま先やかかとなど、曲がらない芯の部分にワックスをのせることが大事。曲がる部分にのせるとワックスの原料である蝋が割れ、白っぽくなってしまうのだとか。トウの塗る範囲は“シワの前まで”と覚えておこう。
最後の仕上げは水とワックスの両方使いで
![磨き](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/38053/images/editor/a778039c8d83d913609c09f59eb9b62ae02f1bd9.jpg)
「最後は布に水とワックスをつけて、さらに磨いていきます。水が潤滑剤となり磨きやすく、ワックスが乳化して、より輝きだします。はじめにワックスの膜を厚めに塗っておけば、水のつけすぎによるトラブルも防げる。これもポイントのひとつですね」。
![仕上がり](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/38053/images/editor/c74fe98ec2b37bd351a620c388c6c049c8f9f00e.jpg)
仕上がりは、顔が映るほどツルツルピカピカに! 表面に膜ができたことで防水性が高まり、保湿もより長く続く。さらに、傷がつきにくい状態にもなるなど、まさにいいことづくしだ。
「革靴の防水対策のひとつに防水スプレーがありますが、光沢のある革や磨いた後の革靴に吹きかけると、せっかく作った膜が分解されてしまうので要注意! スエードなど、磨かない素材やマットな質感が好きな人は、防水スプレーもおすすめです。好みによって使い分けてみてください」。
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