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2019.08.06

ファッション

スラムダンク世代よ、ついにあのバッシュが復刻したぞ!

スラムダンクを読んで育ち、アメリカのドリームチームに燃えたオーシャンズ世代。

田臥勇太以来、実に14年ぶりに渡邊雄太がNBAの扉をこじ開けたのもつかの間、今度は八村塁がドラフト1巡目でNBA入りするという歴史的快挙を達成。ワールドカップや東京五輪も控え、これまでにないバスケ熱の高まりに興奮を隠せない同輩も多いはずだ。

そんななか、またひとつニュースが。我々にとって「特別な選手」のひとりである、“あの男”のバッシュが復刻された。

2万1600円/リーボック クラシック 0570-033-033


その選手とは、90年代後半から鬼神の如く活躍した伝説的バスケットボールプレーヤー、アレン・アイバーソン。日本人と違わぬ体躯(公称、身長183センチ)の彼だが、新人王、リーグ得点王4回、オールスター11回、オールスターMVP2回、そしてシーズンMVPにも1度選ばれ、2014年には殿堂入りを果たすなど、そのキャリアは凄まじい。

また、当時はまだ珍しかったコーンロウヘアを取り入れ、全身にタトゥを刻み、ダボッとしたB-BOYスタイルを好むなど、ファッションやストリートカルチャーの分野でも多くのムーブメントを巻き起こしてきた。

2万1600円/リーボック クラシック 0570-033-033


そんな彼がデビュー当時から愛用してきたバッシュがリーボック クラシックのシグネチャーシリーズである。同シリーズは当時から爆発的な人気を誇ってきたが、このたび、アイバーソンが愛用した「アンサー V」が復刻したのだ。

実はアイバーソンがデビューした1996年に発売された最初のシグネチャーモデルの名前は「クエスチョン」だった。これは、彼がNBA入りする直前に乱闘事件に巻き込まれるなど、常にトラブルが絶えず、またその身体の小ささもあって「本当にNBAでできるのか? 大丈夫なのか?」と疑問(クエスチョン)を持たれていたことに由来する。

その後、プロ初シーズンから新人王を獲得するなど鮮烈な活躍を見せた彼は、自らのパフォーマンスをもってそれらの疑問に対する「答え」を示した。そして翌年に発売されたシグネチャーモデル第2弾から「アンサー」シリーズと名を変えて世に送り出されたわけである。

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「アンサー V」は2001年に発売された、アイバーソンのシグネチャーモデルの第6弾。ソールには、リーボックが誇る「ディーエムエックス ムービング エア テクノロジー」を搭載し、高いクッション性を実現している。

ホールド力を調整するストラップが施されたヒールが特徴的で、今回はオリジナルカラーで復刻。併せて、かつてアイバーソンが所属したチーム「フィラデルフィア76ers」のユニフォームカラーであるブラックを基調にした新色もラインナップされた。

アイバーソンは小さい身体に大きなハートを宿して、誰よりも熱く戦う男だといわれていた。この1足を履きながら、かつてなく盛り上がる日本のバスケ熱を楽しむのも一興だろう。

 

[問い合わせ]
リーボック クラシック
0570-033-033

原嶋鉄人=文

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