OCEANS

SHARE


パーソナライズで音の解像度が劇的に向上するが、ややドンシャリ気味?


ニューラフォンを利用するためには、最初にスマートフォンにインストールした専用アプリで、パーソナライズや初期設定を行う必要がある。

画面キャプチャ パーソナライズ作業は、ガイダンスの指示に従うだけなので、特に難しいことはない。2~3分程度で設定完了となる。


画面キャプチャ 左右のタッチボタンには、再生や一時停止、ノイズキャンセリングのオン・オフといった機能を割り当てることが可能。ちなみに電源ボタンは用意されておらず、着脱にあわせて自動的にオン・オフが切り替わる仕組みになっている。


ちなみに、このヘッドフォンはスマートフォンと組み合わせで使うのが基本。Bluetoothに対応していればスマートフォン以外の機器でも利用できるのかもしれないが、その性能をフルに発揮できない点に注意してほしい。

パーソナライズを済ませれば、使い方は普通のワイヤレスヘッドフォンとほぼ同様。ポイントとなるのは、パーソナライズモードや後述するソーシャルモード(ノイズキャンセリング)のオン・オフだ。

画面キャプチャ 各モードのオン・オフはアプリから行うのが基本だが、タッチボタンにオン・オフを割り当てることもできる。使い勝手的には、タッチボタンを利用するのがオススメだ。


まず、最大の特徴となるパーソナライズモードを利用した感想だが、確かにオンとオフでは音が違う。

製品紹介に記載されている「ミュージシャンが意図した楽曲の本来の音」になっているのかどうかは判断がつかないのだが、割と激しい感じのロックでも、ドラムやギターなど楽器の音がはっきりと聴きわけできるようになる印象。いわゆる「音の解像度が高まった」状態になった、ということなのだろう。

利用シーン

本体が約330gと、まぁまぁの重量なので長時間の装着は疲れるかなと思っていたのだが、快適な状態が意外と維持できたのは、パーソナライズモードで得られる音の心地良さが関係しているのだろう。

ただし、個人的には高音と低音がやや強調されてしまっているようにも思えた。ニューラフォンのアプリには、ユーザーが操作できるイコライザーが用意されていないので、ドンシャリなの音が苦手という人は、音楽の再生アプリ側である程度調整をしたほうが良いかもしれない。



3/3

次の記事を読み込んでいます。