③光×音×噴水が織りなすアメージングな世界
大阪府「泉州 光と音の夢花火」
花火の見た目の美しさは言わずもがな。そこにド迫力の美しいサウンドが加わることで、感動とエンタメ性はさらにグッと広がる。それを実感させてくれるのが泉州の花火大会で、しかも今年は花火×音楽だけでなく、そこに煌びやかな噴水ショーも加わったトリプルコラボレーション仕立てなのだ!
なにより楽しいのは、この大会が“参加型”であること。公式サイトから自分の好きな曲を応募すると、抽選で花火のBGMとして流される。応募した曲が流されないかとドキドキしながらラジオを聞いていたあの感覚に近いかも?
しかも、応募者全員に立ち見フロントビューチケットもプレゼントされるというのだから試してみる価値は大いにある。大切なパートナーと、もしくは子供と、花火を見ながらリクエストソングが流れるシーンを想像したら……ひと味ちがう花火が楽しめそうだ。
④幻想的な美しさはまるで白昼夢……
秋田県「大曲の花火 93回全国花火競技大会」の昼花火
花火は夜に見るものだなんて誰が決めた? 昼に見る花火もなかなかいいもんだ。しかもそれが国内三大花火大会のひとつにも数えられる「大曲の花火」なら、なおのこと。
100年以上の歴史を数えるこの花火大会は秋田を、いや、もはや日本を代表する花火大会と言っても過言ではない。きっとその名を知っている人もすくなくないだろう。でも、実際にこの国内随一の花火大会で「昼花火」を観た人はさほど多くないのではないか。
実は、大曲の花火も競技会で、全国屈指の花火師たちが腕を競う場でもある。競技会は全国でも割と目にするが、昼の部が設けられているところは大曲の花火のみ。割物(破裂した際に火花が球状に飛び散る花火)のほか、色のついた煙で昼の空を彩る煙物を駆使する昼花火は、夜花火とはまた違った趣きがある。
まさに白昼夢。その幻想的な美しさをぜひ一度ご堪能あれ。
3/3