OCEANS

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Q.そもそもですが……誰を応援しましょうか?
A.出身大学を参考にするのがオススメです。


沿道に出たら、本当は選手の名前を呼んで応援をしてほしいのですが、初めてマラソンを見るという人にはなかなか難しいと思います。特に男子は31人も走るので難易度が高い。そこで、一旦各選手の出身大学でソートをするといいでしょう。

今回のMGCは東洋大学出身者が多くて、設楽悠太選手、山本憲二選手、服部勇馬選手、山本浩之選手、高久龍選手が出場します。意外と弱いと言われた青学からも神野大地選手、一色恭志選手、藤川拓也選手、橋本崚選手が、駒澤大学からは中村匠吾選手、大塚祥平選手が走ります。

大学名だとちょっと馴染みが出てきたのではないでしょうか。とはいえ、ストーリーがないとどの人を応援しようかと迷うでしょう。そこでおすすめなのがコースの要所にいるであろう応援団です。実業団の関係者だけでなく、OBを応援するために各大学の陸上競技部の選手や監督、その家族などがいる可能性は非常に高い。特に神保町あたりには応援団がいるはずなので、混ぜてもらって一緒に応援すると楽しいでしょう。

駒澤大学の大八木弘明監督も終盤のどこかに絶対にいるはずです。 駒澤大学の大八木弘明監督。今回はどんな名言が飛び出すか? Photo:EKIDEN News


「白バイを抜け!」など、選手への熱い檄で知られる駒澤大学の大八木弘明監督も終盤のどこかに絶対にいるはずです。大八木監督がどんな檄を飛ばすのか、その選手がどのように反応するのか。監督を見つけたら、こういう光景を見るのもまた楽しいはずです。

 

Q.観戦の格好はTシャツでいいですよね?
A.ロゴものは避けるべき。


できれば観戦時は、ロゴTシャツも避けましょう。UV加工の施されていないロゴTで炎天下にずっといると“プリント焼け”をする恐れがあります。僕は胸にくっきりとロゴマークの日焼けをしたことがあります(笑)。ユニクロの「エアリズム」をインナーに、UV加工のTシャツが夏の観戦のイチオシスタイルです。

 

と、ここまで準備をすれば、東京オリンピックは怖いものなしです。9月15日(日)のMGCでの失敗も成功も糧にして、2020年の本番を迎えましょう!

 

林田順子=取材・文

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