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大石 学的ベスト③
瑞牆山(みずがきやま)




「この瑞牆山は山登りというより“岩登り”といった感じで、スリルもあって、とても登りごたえがある山ですね。山頂からの景色は、ギリシャのメテオラを彷彿する奇岩が見えて、これもまた絶景です!」。

……さっそく出た。出てしまった。いきなり無類の山好き・大石学の本領発揮である。

無邪気な笑顔で「岩登りでスリルもあって登りごたえあり」と言うが、学さん、そんな次元は遥かに超えてはいませんか……? 

「いや、本当に気持ちいいんですよ!(笑)」。



この瑞牆山、標高は2230mで、奥秩父の山域の主脈のひとつで、日本百名山のひとつでもある。全山が黒雲母花崗岩で形成されており、古くから“信仰の山”としても知られ、洞窟には修験者の修行跡や刻字が残る。

学さんが言うように、山頂の景色は絶景。山頂南西部には、風化や浸食の影響を受けた独特の岩峰が聳えており、なんとも神秘的な景観を創っている。



そのほかの岩にも鋸岩、大ヤスリ岩などの名前が付けられている。

山頂から空海開山伝説も伝わる弘法岩を眺め、記念に“パシャリ!”。なんとも壮大で最高だろうな~!


「ここはコースタイムが短い割に満足度の高い山なので、ぜひチャレンジしてほしい山のひとつです!」と学さん。本当に気持ちよさそうです!



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