YouTube や経路検索など、Google ならではのサービスも利用可能
グーグルが提供する各種のサービスに対応した「ディスプレイ付き」スマートスピーカーとしてのメリットは、これだけではない。
競合製品となるAmazonの「Echo Show」シリーズと比べた場合、最大のアドバンテージとなるのは、やはりYouTube の動画が視聴できることだろう。写真の場合と同様に、例えば「猫の動画を再生して」と話しかければ、該当するYouTube のオススメ動画の候補が表示される。
『Google カレンダー』(
Android/
iOS)に登録された予定を、画面表示とともに読み上げてくれるのも、アクティブに動く男たちにとってかなり便利な機能だ。
『Google マップ』の経路検索が利用できるのも、Google アシスタントに対応したスマートスピーカーならでは。検索結果画面の「運転経路」ボタンをタップすると、自動車での経路に切り替わる。
スマートフォンの画面を表示させるキャスト機能にも対応。ちょっと大きな画面でゲームなどのサービスを利用したい場合に、とても便利だ。
ちなみに、すべての製品を比較したわけではないので、あくまで個人的な感想になってしまうのだが、Google 製品を含め、これまでに使ったことがあるスマートスピーカーの中では、グーグルネストハブの音声認識能力は特に優秀かもしれない。
本体と向き合わず、寝ながらの状態でも、かなりの精度で音声を聴き取ってくれたし、離れた場所からの呼びかけにも、思いのほか答えてくれた。
3/3