Make Better, The Fitness! この3つのポイントを押さえよ
ポイント①両手をついて、腰を立てる体勢に 両手を床につけて上半身を軽く支える。寝転ばなくとも、こうしてバランスを取ることで、初心者でも確実に腹筋を鍛えることができるのだ。また、同時に体幹を鍛えることができるのもポイント。腰痛の原因になりうる反り腰を避けられる体勢なので、怪我のリスクも減る。
ポイント②足を浮かせながら胸へ引き寄せ、腹筋への負荷UP! 膝でボールを挟み、足を胸側へ引き寄せるように曲げ伸ばしをする。膝を伸ばすとき、足全体が床につかないように注意! 床につきそうなギリギリのところで足をキープすることで、負荷が分散せず、腹筋にしっかりと刺激を与えることができる。
ポイント③直径20cmのミニサイズがBetter! 大きいものを選びがちなバランスボール。理想の姿勢で腹筋をするのであれば、直径20cmほどの軽いミニサイズ(ピラティスボールとも呼ばれる)をチョイスしよう。足幅を広げすぎてバランスを崩すことも、ボールの重さを支えようと腰に力が入ることもないので、集中的に腹筋へと刺激を与えることができるのだ。
必ずしも、スタンダードなバランスボール腹筋の体勢である必要はない。トレーニングを続けていくうえで何よりも大事なのは、怪我をしないことに尽きる。
細やかなポイントまで気を使うのが難しいのであれば、少しやさしいスタイルで、効果をしっかりと得られる腹筋を行えばOK。毎日確実にできる安全なトレーニング方法を身につけて、気になるたぷたぷお腹を解消しよう。
>前回「二の腕に効く、ダンベルカールの正解」を観る 澤田聖司=撮影