表参道ヒルズの側面パネルで。電通本社ビルのエントランスで。ブラーのアルバムジャケットで。
“太めの線で描かれた人”の絵を見たことない? こんな感じの。
Walking in New York 1 2019これは、ジュリアン・オピーの作品。ピクトグラムのように人を単純化させた作品には世界中にコレクターがいて、今もっとも注目すべき現代アーティストのひとりとされている。
そんな彼の個展が本日から、東京オペラシティ アートギャラリーでスタート。日本の美術館では11年ぶりとあってずいぶんと注目を集めているが、もうひとつ気になるのが、会場で販売されるグッズである。
(c)Julian Opie裾のほうに人物を配置したTシャツや、腰に個展のロゴを配したパーカなど、美術館などで販売される一般的なグッズよりもかなり洗練されている。
それもそのはず。なんと、あの「SOPHNET.(ソフネット)」がデザイン&生産を手掛けているのだから。ネックの内側にはしっかりブランドロゴがプリントされている。
Tシャツはすべて裾に「SOPHNET.」のピスネームが。プリントされた作品は「Runners」。6000円/ソフネット×ジュリアン・オピー 03-5775-2290 (c)Julian Opie
同じく「Runners」を使ったトートバッグは裏側にもプリント。4000円/ソフネット×ジュリアン・オピー 03-5775-2290 (c)Julian Opie
上は「Walking in NY」という作品を、下は「Standing Figures」という作品をプリント。それぞれカラバリも用意。各6000円/ソフネット×ジュリアン・オピー 03-5775-2290 (c)Julian Opie
個展ロゴを腰に。センス良し。1万2000円/ソフネット×ジュリアン・オピー 03-5775-2290 (c)Julian Opieもともとソフの代表である清永浩文さんがジュリアン・オピーが好きで、2005年にも一度コラボレーションしている両者。11年ぶりの日本での大規模展を機に、再びアート&ファッションな取り組みが実現したかたちだ。
ジュリアン・オピー展は9月23日(月・祝)まで。期間はたっぷりあるので、会場でホンモノの作品を堪能しつつ、これらのグッズを物色してもらいたい。
もしも「行けません……」という人は、
SOPH.のオンラインストアにアクセスを。こちらからでもグッズの購入は可能だ。
そもそもパブリックアートとしての側面も強いジュリアン・オピー。だからこそ“着るアート”としての価値もあるはず。それが人気ブランドとのコラボで味わえるのだから文句なし、だと思うのだ。
[個展概要]ジュリアン・オピー Julian Opie会期:7月10日(水)〜9月23日(月・祝)会場:東京オペラシティ アートギャラリー休館:月曜(祝日の場合は翌平日)、8月4日(日)[問い合わせ]ソフ03-5775-2290 www.soph.net