オーシャンズ世代にとって、ビニールのパッケージを破って、真っさらなTシャツに袖を通す儀式は、若いときから欠かせなかったはず。
この行為はこれから先もずっと続けていくのだろうけれど、そろそろ廉価で売られている誰でも買えるようなパックTは卒業して作り手のこだわりがたっぷり詰まったお気に入りの逸品を見つけてみては。
1_「アーカイブ アンド スタイル フォー ビオトープ」のTシャツ
LAの工場で仕立て、ポケットから覗くミルスペックをモチーフにしたタグはメキシコで作り、リサイクルペーパーのザラついた風合いのパッケージに収めるなど、デザイナー坂田真彦さんのセンスを凝縮させたポケT。厚すぎず薄すぎない絶妙なさじ加減の丸胴ボディも秀逸だ。
2_「ヘインズ フォー RHC」のTシャツ
ブランドの最高峰「ヘインズ プレミアム」をベースに、透けないけれど厚すぎない黄金の生地厚でRHCが別注。ポケットありとなしのクルーネックを1枚ずつパック。センスのいいグラフィックがプリントされたパッケージは開け口がジップ式だから、旅やレジャーで2次使用したい!
2/2