OCEANS

SHARE

2019.06.20

ファッション

高身長さんに朗報。“間延びしない”ワイドパンツ攻略法 


ゆったり、たっぷり、幅広で快適なはき心地が自慢のワイドパンツ。ぜひ夏にはきたいサマーパンツのひとつだが、「体形を選ぶのでは?(涙)」「はきこなし方が難しそう(困)」と二の足を踏むオッサンは少なくない。そこでワイドパンツ初心者の読者代表4人とともに数多のパンツをはき比べてみた。


初回は“高身長”の悩めるオッサンを救うワイドパンツの選び&こなしのポイントを。

[ポイント]
しなやかな生地の長めレングスを選んで、間延びした脚に“表情を作る”


羨ましいと思われがちな背の高い人。だが実は、お洒落をするうえで思わぬ障壁が存在する。文字どおり全身が縦に長く、その印象がのっぺりと間延びして見えるのだ。そして、あろうことかワイドパンツはそれをさらに際立たせ“間延びした脚”を演出しかねない。


実践したのは仲宗根 悠さん(36歳)
ブランドディレクター 身長185cm/体重77kg

学生時代はサッカーに熱中。ゆえに腿回りが太く「ワイドデニムをよくはいていた」とか。大柄なぶん、のっぺりしがちな印象を避けるべく、当時から四苦八苦したようで……。

 


それを打開するのが、しなやかで柔らかい(=ハリのない)生地で仕立てたワイドパンツである。レングスは長めを選んで、足元でワンクッションさせてみると、あら不思議!パンツ表面に生まれるドレープが脚に表情を与え、結果、全身がグッドバランスに仕上がる。

 

上質素材のサマースラックスで軽やかなドレープを堪能


上質素材のサマースラックスで軽やかなドレープを堪能 パンツ3万4000円/オーラリー 03-6427-7141、カーディガン4万3000円/ストーンアイランド 03-6271-4654、Tシャツ7000円/アダム エ ロペ 0120-298-133、スニーカー1万2000円/コンバース 0120-819-217


極細繊維のウールにシルクを混紡したスラックスは、薄くてしっとりした上質な素材感。だからこそ、インパクトのあるワイドストレートシルエットにして洗練された佇まいに。それでいて、休日に相応しいリラックス感もある。

極細繊維のウールにシルクを混紡したスラックスは、薄くてしっとりした上質な素材感。

「普段は堅苦しいスラックスを避けてきた」と言う仲宗根さんにとっては2重の驚きがあったようだ。「太いデニムを腰ばきして生地をたるませるのには抵抗がありましたが、これなら子供っぽくは見えないし新鮮ですね」。また、2タックが入ることでドレープをより強調してくれる点も見逃せない。



2/2

RANKING

次の記事を読み込んでいます。