Android Autoとの相性が抜群。使用上の注意も
特に便利だと思ったのはGoogleの「
Android Auto」のような、自動車との連携を前提とするアプリとの組み合わせだ。
事前に設定をしておけば、自動車を起動しアダプターの電源がオンになることで自動的にアプリが起動し、カーナビやオーディオなどが利用できる状態になる。
たとえば「Android Auto」を使っている場合なら、音声コマンドで目的地を指示するだけで、自動的にナビがスタートするので非常に快適だ。
ナビと並行して音楽の操作や天候の確認なども、アダプターのボタン+音声で簡単に行える。
最新型のカーナビやカーオーディオなら、こうした機能も用意されているが、それなりに値段も張るわりには、何年もしないうちに機能が陳腐化してしまうリスクの高い点が悩ましいところ。
その点、スマートフォンなら安価(場合によっては無料)で最新機能への更新ができるし、カーナビに比べれば買い替えの頻度も多いはず。
ある程度割り切った使い方で問題がないなら、約3000円の出費で既存の機器を介し自動車とスマートフォンを連携できる本製品は、かなり魅力的な存在となるのではないだろうか。
最後に念のため付記しておくと、いくら簡単とはいえ、運転中の操作はご法度。カーナビの制御やハンズフリー通話を含め、常に安全を意識した利用を心がけてほしい。
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