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「諦めた/消極的になった」派の意見


「もう女性はこりごりと思った」(49歳男性・京都府)

「人を好きにならなくなった」(38歳男性・神奈川県)

「付き合うって何?となった。面倒というか、定期的に会ってごはん食べてっていう異性の友人が複数いるので、それでいいかなと思っている。自由でいたい」(41歳女性・神奈川県)

「離婚後に慌てて付き合った人があまりに愚かすぎて、 恋愛は自分の人生になくてもいいと思うようになった」(48歳女性・東京都)

 

女性は現実的になり、男性はなおも感情的?


興味深いのが、女性は「恋愛以外の選択肢を求めるようになった」など、冷静なのに対し、男性は「ウンザリ」「こりごり」など、恋愛を放棄しているスタンスが多かったこと。「学ぶ」という点では女性のほうが一枚上手かも?

一方で「積極的になった」に類する回答は、男女ともにほぼ皆無といっていいほどだった。「とくに変わらない」人の一部がそうかもしれないが、離婚によって「解き放たれた」と感じて積極性が増した人はごく少数と見ていいだろう。

離婚による恋愛観の変化は女性のほうが顕著で、より現実的な選択をするようになっている。もちろん男性だって「同じ轍は踏みたくない」と考えているものの、女性に比べるといまだ感情的と考えたほうがよさそう。いずれにせよ、それは次の恋愛でこそ試されるのだろう。

 

吉々是良=文 石井あかね=イラスト アイリサーチ=アンケート協力

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