見えない迷路を進み紋章を集めよう!
「魔法のラビリンス」
【ココがポイント】・見えない迷路を攻略する際に「記憶力」と「観察力」が要求される!
・磁石の性質を利用したルールとギミックが子供心をくすぐる!
【どんなゲーム?】盤面を挟み磁石が付いた地上のコマと、地下の鉄球がつながっている。地下の鉄球を落とさないようにコマを移動させながら盤面に置かれた紋章を集める、ユニークな立体構造のアナログアナログゲーム。紋章を5つ集めたプレイヤーが勝利となる。
ポイントとなるのは、事前に盤面の裏へ取り付ける、木の板の組み合わせで生まれる迷路。木の板をまたぐようにコマを動かすと、鉄球がコマから離れてしまい、振出しまで転がっていってしまうのだ。
最初は闇雲にコマを動かすしかないが、何回も失敗するうちに迷路の構造がだんだん明らかになっていく、というのがこのゲームの醍醐味。
記憶力が試されるほか、他のプレイヤーの動きにも注目しておく必要があるため、集中力も養うことができる。磁石の仕掛けの面白さには、年齢や性別を問わず誰もが夢中になれるはず。親子でペアを組んでプレイするのも楽しそうだ。
子供にオモチャとして買い与える、ということではなく、一緒に遊べるコミュニケーション・ツールとして選べるアナログゲーム。この子とどんなゲームで楽しもうか、そんな選ぶ愉しみもあるのがアナログゲームの良さと言えるだろう。
【取材協力】 ボードゲームカフェ「ジェリー ジェリー カフェ」https://jellyjellycafe.com/ 山本恭平=写真 石井敏郎=取材・文