燻製といえば、男の料理の真骨頂のひとつ。何でもない食材を、燻煙することで風味豊かに仕上げられる、アウトドアとも馴染み深い、武骨でカッコいい調理テクニック。
だが、その分かかる手間はなかなかのものだ。自宅だと文字通り煙たがられる燻製機は、シチュエーションをかなり選ぶもの。
そこでこのハンディスモーカー「FUMO」の出番だ。電池式で軽量、コンパクトに作られた簡易燻製器だからポータブルに使える。
ハンディスモーカー FUMO 5980円（参考小売価格） 使い方は実に簡単。アルミ製の本体上部にある網の上にスモークチップを置き、着火、発煙させると、内蔵のファンによりチューブの先から燻煙が流れる。それを食材の入った容器などに充満させ、お好みの時間（2～3分が目安）密封する。すると、スモークチップの香りが食材に移り、燻煙料理ができるというワケ。
発生した燻煙に熱はなく、さまざまな食材の食感を損なうことなく調理できるのも特徴だ。例えば生野菜やアイスクリームなど、アイデア次第で燻製料理の幅が広がることも男心をくすぐる。
休日に嗜む男の料理はもちろん、ホームパーティやキャンプに持ち込むのも面白いはず。男の料理の幅を、確実に一段広げてくれるに違いない。
［問い合わせ］ヒロ・コーポレーションTEL：093-475-8558http://hiro-corpo.net/ 上野充樹＝文
