というわけで、手先が器用で勤勉な日本のクラフツマンシップによる、ハイエンドなサーフィンに必要なアレコレをご紹介。サーフィンにハマってる人もビギナーも、きっと欲しくなるはずだ。
1. 「ビーウェット」のウエットスーツ
日本でも屈指の老舗ウエットスーツカンパニー、サンコー。今年で生誕50年を迎えた同社の人気レーベル、ビーウェットから発売された50周年記念モデル「パッション」は純国産材料を採用し、最軽量、最高保湿でかつてない運動性を実現。“ハイスペック・スーツ”はこれで決まり。
2. 「メイクフィン」のサーフボードフィン
徳島県・海部郡で30年近い歴史を持つ、国産のハンドメイドフィンブランド、メイクフィン。303サーフボードに所属し、国内外でサーフィンを続けてきた柿原隆が、日本のあらゆる波質に合わせて製作を行う。崇高の完成度のグラスフィンは、工芸品としても誇れる逸品ばかり。
3. 「ナルトトランクス」のボードショーツ
徳島県・鳴門市で1975年から水着を作り続けている山口縫製にて、日本製にこだわったボードショーツの生産を行うナルトトランクス。クラシックなフェイス、経年変化を楽しめる国産生地、修理対応可とあって、全国のスタイリッシュなサーファーたちから支持されている。
4. 「インヘリット デザイン」のボードリペア
サンフランシスコで腕を磨いたリペア・デザイナー、松尾英範さんの常識外れなリペア術が話題沸騰中。本来、樹脂で傷を隠すように直すが、ボンド(クルマで使うパテ)で直すことで傷跡を味やアートとして捉えた発想が斬新。オルタナティブ・サーファーは要チェックのリペア術だ。
鈴木泰之、藤本 薫=写真