似合うシャツを厳選して、通勤服も楽しむ。スポーツで汗をかくのも好きだし料理に挑戦する週末も好きだ。
馴染みの店は近所のベーカリーから老舗のバーまで。そんな振れ幅のあるオーシャンズ世代の日常に、きっとフィットする10のアイテム。その後編をお届け。
前編は
こちら「グレゴリー」の3-WAYバッグ
ライフ・イズ・全部アドベンチャー。
人生には、何歳になってもサプライズが必要だ。いつも答えがわかっていたらつまらない。そして、新しいモノゴトに出会うなら、それはすべて家の外にある。いつもの通勤路かもしれないし、近所の散策路かもしれない。出張にだってそのチャンスはある。お出かけの相棒は、軽量でどこにでも連れて行きたくなる「グレゴリー」のバッグ。
複数のポケットやコンパートメントで仕切られ、PCから衣類まで入る大容量の収納力。持つ、背負う、掛けるの3-WAYは、広いシチュエーションで冒険の味方になってくれそうだ。大人の装いにしっくりハマるレザーグラブハンドルもいい。さあ、この相棒を連れて出発だ。担げばきっと、まだ見ぬ世界に背中を押してくれるぞ。
「ダヴィンチ ファーロ」のアロマバッグ
ファッションでスメハラ問題を考えてみた。
最近、社会的にも問題視されている「スメハラ」=スメル・ハラスメント。暑い時季になると、汗やタバコなど臭いによる過度の不快を周囲に与えるケースは増加の一途に。当の本人では気付きにくかったりして、これってなかなかナイーブな問題。「実は自分が……?」 なんてこともあったりするんです。
だからこそ対策はしっかりと、そしてさりげなく。そこで手に入れたいのが、香るレザーのバッグ。牛革のシブいルックスでありながら、ほのかに漂うのはナチュラルな糸杉の香り。心身ともにリラックスさせるアロマ効果があり、当人も周りも心地良い気分に。“男臭い”ルックスでありながら、実は癒やし系なんです♡
「イグニオ」のパーカ
スポーツマインド。カラダとココロの若さを保つ、魔法のコトバ。
運動すると、気分がスッキリする。気分がスッキリすると、顔が明るくなる。スポーツには、そんな体と心の健康状態を良くする効用があるという。とはいえ「運動しなくては!」とジムに申し込みに行くほどの気負いは必要なし。日常とスポーツが隣り合わす服に袖を通せば、きっとそんな変化に気付かせてくれるはず。
パーカはスポーティなアイテムの代表選手。プルオーバーなら1枚で若々しい雰囲気を作れるし、立体的で動きやすいシルエット設計だから自然と行動範囲も広がりそう。動いたぶんだけ刺激を受けて、気持ちもポジティブに……なんていう好循環にも期待。スポーツマインドは永遠なり。
「コールマン」×「ビューティ&ユース」のアウトドアグッズ
今すぐここを完全パラダイス計画。
子供の頃、自分の楽園となる秘密基地が欲しくなかった? 大がかりなものは作れないから、ちょっとした隠れ場所にお気に入りのオモチャやお菓子を持ち込んではしゃいだり。その欲望って世代が変わっても同じで、むしろ大人になった今なら快適な道具を揃えられる。そこで毎年恒例となったビューティ&ユース別注のコールマンを。
今期はネイビーホワイトのチェッカーフラッグ柄をキービジュアルにして展開するベンチやらクーラーボックス、カート……。クルマに積んでおいて、見逃したくない景色に出会ったとき、思いつきで自分だけのパラダイスを広げたい。この秘密の場所に案内するのは、子供の頃の自分みたいに育ってきたアイツかな。
「リーバイス® ビンテージ クロージング」のデニム
祈るA判定! 今年も忘れずデニムの健康診断を。
昔から持っているデニムを何年も活用し続けている。もしくは、ここ数年デニムを新調した記憶がない。そのどちらかにアナタが当てはまるとしたら……残念ですがC判定。「デニムなんて、どれもこれも同じでしょ?」と思っているなら、あ〜入院レベルですね。デニムにはデニムの、時代に合わせたシルエットやデザインがあるんです。
じゃ、今シーズン健康優良な1本は何かと問われたら、1940年代のサーフカルチャーにインスパイアされた「501® 1937モデル」をおすすめしようと思うのだ。当時のディテールはそのままに、その時代に生きた人々にリスペクトを込めて復刻させた品は巡り巡って今の気分。念願のA判定も併せて手に入れてみてはいかがか。
岡田 潤(BE NATURAL)=写真 菊池陽之介=スタイリング
MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 宮原友紀=編集・文