子供らしくかわいい服を着ている我が子もいいけれど、自分も欲しくなってしまう“かっこいい服”を生意気に着ている姿も、また格別。服好きなオトーチャンズの皆さんであればこの感覚、わかるはず。
そこで集めた、子供のためのオーシャンズな服。今回のテーマは、いつものデニムスタイル。
コドモ服をいつまでもヨメまかせにしていたら、オトーチャン失格ですよ!
やんちゃ盛りにこそデニムが似合う
子供にいちばん必要なもの。それは、動きやすくて、思い切り走り回ってもヘタらない服。となるとデニムがベスト。それに似合う服があれば、いつだってキッズは“やんちゃ”でいられるはずだ。
と言いつつ、俺好みな「デニムが似合う子供」になってほしいって想いも実は、あるんだけどね。
BOYS
インディゴシャツに映える、オフ白のオーバーオール
動きやすさとタフさで選んだ、ゆったりシルエットのオーバーオール。薄手のコットン仕様だから、着心地も見た目も涼しげだ。オフホワイトのボディがインディゴのシャツに映えるコチラは、アメリカの老舗ワークブランドへの別注品。そんな特別感もまた魅力なんだよね。
ディセンダントの開襟シャツ
開放感満点の開襟シャツには、ラインで引かれたさまざまなルアーをプリント。着心地もライトで申し分なし。そんな1枚なら息子の心も釣れるかも!?
ファセッタズムのデニム
伊勢丹との特別企画で作られたブランド初のキッズ用デニム。膝裏にエラスティックパーツを配した大人と同様のデザインで、動きやすさもお墨付き。
シーグリーンのパーカ
汗だくになるやんちゃ盛りに、吸水性と清涼感を備えたワッフルパーカはいかが? フェイド感のあるレモンイエローは、間違いなくデニムに似合うはず。
スムージー × フルーツ オブ ザ ルームのTシャツ、タンクトップ
老舗アンダーウェアブランドへのキッズ別注。タフな天竺ボディが頼りになることは我々もよく知るところ。夏の大定番にぜひ!
トニーのTシャツ
息子には“かわいいミッキー”ではなく“かっこいいミッキー”を。オールドスクールなバンダナを巻いたミッキーはその適役。裾のオレンジタグもナイスアクセントだ。
パタゴニアのバックパック
リサイクルポリエステルを使った軽量なこちらは、たっぷり荷物を入れてもへっちゃら。撥水加工もされていてガンガン連れ回せる。オレンジも効いてるね!
GIRLS
快適さもしっかりキープした、’70sなデニムスタイル
暑い日のデニムは嫌! という娘の声に、ワイドシルエットの七分丈パンツで応える。インディゴブルーだけど素材はライトオンスのシャンブレーだから快適だ。それに幾何学柄がレトロなブラウスを合わせて’70sな雰囲気にまとめた。デニム好きな俺も大満足。
ジーユーのサロペット
古着風のアタリと切りっぱなしの裾のフリンジ。大人のトレンドをそのままトレースしたこちらはコスパにも注目。Tシャツに合わせて生意気なトムボーイを気取らせて!
ヒステリック ミニのTシャツ
ピンクボディに大胆なタイポグラフィ。かっこいいデニムのイロハを知るブランドのキッズ用Tシャツはいつも秀逸。キャラクターの“MINI”がシルエットに。
エーグルのラバーブーツ
創業165年のフランスブランドの安心を雨の日に。ハンドメイドで天然ゴム仕様のラバーブーツには、細身のデニムをインして合わせたい。ヒールのリフレクターも◎。
ナイキ スポーツウェアのスニーカー
スニーカー世代なら誰もが知るエアマックスの感動を娘にも。“ビジブルエア”による衝撃吸収力に彼女もきっと夢中になるはず。女子向けな好配色もいいね。
ヒムハーのパーカ
娘を持つ俳優・モデルの水上剣星さんが奥さんと手掛けるブランド。洗いをかけたコットンの風合いが素肌に心地良い。ビッグシルエットのユニセックス仕様だから兄弟姉妹で着回せる。
ボントンのカーディガン
デニムブルーに映えるマスタードイエローのカーディガンは、リブ編みで程良く体にフィット。とはいえコットンボディだからチクチクもしないのだ。
田邉 剛=写真(人物) 清水健吾=写真(静物)
松田有記=スタイリング 福島リサ=ヘアメイク
長谷川茂雄=文・編集