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2021.12.31

ライフ

2021年のオーシャンズを飾った「看板娘」。編集部が勝手に選んだ今年のMVPは!?

「Playback 2021」●オーシャンズにとって創刊15周年のアニバーサリーイヤーだった2021年を振り返る。
これまで、飲食店で働く166人の“看板娘”をご紹介してきた「看板娘という名の愉悦」
2021年はリニューアルも経てその対象はさまざまな企業や団体で働く女性にまで及んだ。
そんな看板娘を探求する本連載。2021年に出演していただいた40人の中から、編集部が敬意を表して、勝手にさまざまな賞とMVPを選びました!

癒やしの接客賞


秋葉原のメイドカフェで、プレミアムな人気と心意気を買われていた看板娘
秋葉原のメイドカフェで働くかげとらさん。入店から笑顔での接客で、訪れる“ご主人様”を癒やし続けている。
その人気はお墨付きで、お客様の人気によって獲得できる、“プレミアムメイド”なる称号を、合計で約400人ほどいるメイドの中から得たという。
そして現役メイドによるアイドルユニットをふたつ兼任。2021年9月にはメジャーデビューも果たしたのだとか。今後は秋葉原だけでなく日本全国を癒やしてくれることを期待したい!
かげとらさんの看板娘っぷりはここちらから
 

着物が似合うで賞


野毛のワインバルで、着物姿で丁寧な接客をする看板娘
酒飲みの聖地、野毛のワインバーで接客をする千里さん。コンピューター系の会社の管理職を務める傍ら、ときどきこうして着物姿でワインバーに立つという。この美貌と丁寧な接客から、彼女のファンも多いのだそう。
「どんな着物にも絶対負けない。キレッキレな感じで普通は着れないよなっていうのもさらっと着こなしちゃう」という評判を持つ千里さん。
間違いなくこの賞にふさわしいでしょう!
千里さんの看板娘っぷりはこちらから
 

ギャップが凄いで賞


中野のタイ屋台料理屋で、俳句のスランプに陥っていた看板娘
タイ料理屋で働くファンキーな見た目の看板娘、有紀さん。なんと彼女、俳人なのだ。
高校の卒業制作で作った共同句集は「朝(あした)」というタイトル。これを読んだ先生に「教師をしていると1000人に一人ぐらい『こいつには敵わないな』という怪物がいるが、この学年には二人も怪物がいた」と言わしめた。
好きな俳句は三橋鷹女の「夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり」「鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし」。俳句以外の趣味といえば多肉植物の鑑賞と女子プロレス観戦、特に長与千種の大ファンだという。
話を聞いているとどんどん個性が溢れ、予想外の展開に進んだ看板娘。手前味噌だがめちゃくちゃ面白いので一読の価値アリ。
有紀さんの看板娘っぷりはこちらから
 

激アツで賞


横浜の「おふろの国」で働く、OLと熱波師という2つの顔を持っていた看板娘
会社員のかたわら、休日はサウナの熱波師として活躍するはなこさん。現在の師匠である井上勝正さんをテレビで見かけ、熱波師を目指したという。
「テレビで熱波を送っている姿の気迫がハンパなかったので、なんとか連絡を取って、翌週には平和島の岩盤浴施設で師匠が熱波を送るイベントに出向きました」。
その勢いで弟子入りをし、現在も熱波師として活躍をしている。熱波といい、その心意気といい、激アツで賞!
はなこさんの看板娘っぷりはこちらから
 

栄えあるMVPは……


中目黒の居酒屋で、「大学を首席で卒業する」という両親への恩返しをしていた看板娘
真面目で気が利き、仕事が丁寧で早いと評判で、若くして店長代理を務める琴恵さん。「琴ちゃん目当てで来る常連さんもいますよ。接客中にちょっと話すのが楽しいらしいです」とファンも多い。
琴恵さんはなんと大学を主席で卒業していた優等生。「大学は奨学金ではなく、両親が一生懸命働いて払ってくれた学費なんです。小さい頃から本当に迷惑をかけた子供だったので、少しでも恩返しができればと。みんなが遊んでいる時間は図書室で隠れて勉強したり、授業をいちばん前の席で受けたりしていました」。
記事内でも語られる両親への愛、そして学業でも仕事でも伝わる一生懸命さにオジサンは胸を打たれました。……ということで総合MVPは琴恵さんに決定!
琴恵さんの看板娘っぷりはこちらから
この5人の受賞者たち以外にも、さまざまな個性ある看板娘はたくさんいる。
2021年の看板娘をチェックしてもらいつつ、2022年はどんな看板娘に出会えるのか、期待してお待ちいただきたい!
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