雪が積もってから。休暇のめどがたってから。そんなふうにモタモタして毎年遅れがちな雪山への準備。
でも本州で10月からオープンしてるスキー場もあるくらいで、そう聞くと遊び好きは焦ってくるはず。だから今すぐ準備を。
まずはゴーグルから。あらゆるエクストリームスポーツを強力にサポートし、シーンの隆盛に多大な貢献を続けるご存じレッドブル。こことアイウェアブランドのスペクトがコラボして今季スタートしたのが、レッドブル・スペクト アイウェアである。
スポーツ用サングラスおよびゴーグルに特化したラインナップで、写真はゴーグルの最上位モデル「マグネトロン」。最大の特徴は強力な磁石を利用したレンズ着脱システムだ。レンズ交換は“史上最速”との謳い文句ゆえ期待されたし。
次はボードである。ニセコを拠点とするゲンテンスティックの「T.T 165 CLASSIC」を改めて紹介したい。1990年に発表された同メーカーの原点とも言えるモデル。このボードの金型が、2021年にリニューアルされたのである。
古典にして普遍のボトムデザインであるフラットキャンバーの乗り味を心ゆくまで楽しんでほしい。
最後のウェアは雪山用の迷彩柄「アークティックカモフラージュ」に着想を得たというプラダのジャケット&パンツ。その洗練は言わずもがなだが、モノトーン柄にプラダ リネア・ロッサの赤いラインが映える大人のスキー&スノーボードウェアに仕上がっている。
機能も見た目も抜群のグッドギアは争奪戦必至。これも焦ってほしい理由なのだ。
清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文