『「新40代」的、モノえらびの根っこ・スピンオフ企画』とは…… オーシャンズのW編集長エベとハラが、ビームスの気になるアイテムについて語り合う恒例企画。今回はピーコートだ。
このコートを前に、2人は何を思う……？
今回の主役
各2万8600円／ビームス（ビームス公式オンラインショップ www.beams.co.jp）
19世紀前半に英国海軍の艦上作業着として採用。風向きによって左右どちらも上前にできるようにと、対称的なダブルの打ち合わせになっている。そんな由緒正しきアイテムを、素材とシルエットで現代でも使いやすくアレンジ。
ウールライクに見えるよう追求されたフリースメルトン素材は、上品さを保ちながらも驚くほど軽く、暖かい。ルーズシルエットのため、ニットやスウェットを着込めるのもうれしい。
ピーコートの詳細はこちら まずはピーコートをじっくりと観察
［左］江部寿貴●1977年生まれ。東京都出身。来年はスーツ着用率を上げるのが目標。［右］原 亮太●1979年生まれ。愛知県出身。酒と音楽、キャンプと釣りを愛する。
エベ ピーコートといえばメルトンだけど、これはフリース素材なんだね。
ハラ 僕も触って初めてフリースって気づきました。見た目はウールっぽい感じですけど。
近づいても一見してフリースだとはわからない。
エベ 明らかにフリースに見せていないのがポイントだな。軽快に着られるし、こういうトライは凄いことだよ。これを着てハッとする人は多いと思う。
ハラ かなりのオーバーサイズなのに、この軽さ。昔じゃ考えられないですよね。メルトンの重さを見事に克服してますから。
エベ もちろん重い軽いが服の良し悪しではないんだけど、選択肢が増えるのはいいことだよね。
ハラ ひと味もふた味も違うピーコートの楽しみ方ができそうですね。
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