日常を豊かにするプレミアムな日用品はギフトにも打ってつけ。なかでもキッチン用品は使う頻度が高いから愛着が湧きやすく、いつまでも記憶に残るギフト体験となる。
至福の一杯を毎朝の定番にする相棒を贈る
「バルミューダ」のコーヒーメーカープレミアムトースター市場を切り拓いた雄が、待望の全自動コーヒーメーカーを満を持して送り出す。6年の紆余曲折を経てたどりついた抽出テクノロジーはもとより、ドリップ部がオープン構造となったデザインが白眉。
抽出音とアロマが空間へと広がるので、こいつを朝の相棒にすれば、一日を気持ち良くスタートできそう。
必需品ではないけれど、あると重宝=貰ってうれしい
「デルフォイ」のピザカッター毎日は使わないけれど、いつも必要なときに、「あったらいいな」と思うのがピザカッター。自分で買うにはついつい後回しにしてしまうが、そういうモノものほど、ギフトでは喜ばれる。
こちらは日本固有種の木にきれいなブルーのレジンを組み合わせたグッドデザイン。伝統とモダンの融合が粋な“味わい”だ。
非凡なチョイスで一日3食に彩りを
「膳」の盆食に関するギフトは定番だけど、消えてなくなる食材ではなく手元に残るモノをプレゼントしたい。かといって調理器具や器類は好みがあるだろうし。ということで、盆。
木目のテイストをそのまま活かして加工した高知県産の杉材は、手に触れたときの滑らかさ、軽さが特徴。料理好きな相手への意外なプレゼントになるだろう。
サルディーニャのしきたりに倣って
「アレッシィ」のカービングナイフとカービングフォークイタリアの風光明媚な離島として名を馳せるサルディーニャ島では、心を許したパートナーにナイフを贈る風習があるとか。
さすがに日本の場合、ホンモノの刃物はそぐわないかもしれないが、同じイタリアブランドのカービングナイフに前述のエピソードを添えて渡せば、相手の心に深く刻みこまれる贈答になるかも。
Taichi=写真 来田拓也=スタイリング 大西陽子、礒村真介(100miler)、早渕智之、野村優歩=文