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2021.12.06

ライフ

男女問わず感動するギフトのキーワードは「やすらぎ」だったって話

センス良き方々に、それぞれのギフト成功体験を伺う本企画。ジュエリー編おいしい時間編に続き、ここでは“やすらぐ体験”というギフトエピソードをお届けしよう。
ホテルでの贅沢プランから癒やしグッズまで、それぞれの感動ストーリーをどうぞ。
 

記憶に残るギフト体験 〜やすらぐ体験〜


「テイストアンドセンス」シェフ 宮崎達也さんの場合

今の職場を紹介してくれた仕事の上司であり、たくさんの時間を共有してきた友人でもある「1LDK」ディレクターの三好良さん。そんな彼に、結婚と出産の報告をした際に、お祝いとして男ふたりで贅沢なホテルに宿泊するプランをプレゼントしてもらったんです。
センスが良くて、ファッション業界に身を置く彼からのプレゼントっていったいどんなものなんだろうって淡い期待を寄せていたのですが、やはり裏切らない男でした。
宿泊したホテルは、都会のサンクチュアリともいわれる「アマン東京」のスイートルーム。いい年した既婚者の男ふたりでラグジュアリーホテルのスイートルームに泊まるなんて……。でも、本当に楽しい時間で心身ともにやすらぐ体験でした。
モノだけじゃないギフトのあり方を教えてくれた三好さんは、やっぱり今でも僕にとって大切な友人であり、最高の兄貴なんですよね。
[PROFILE]1LDKが運営するカフェ&バーの「テイストアンドセンス」で働くシェフ。同社のディレクターである三好良さんとは旧知の友人。
 

「BAGN」ディレクター 永山貴博さんの場合

東京から鹿児島へ移住し、より自然が豊かな環境へ身を置くことで、情報やモノとも適度に距離が取れるようになった気がします。
今の僕の仕事はいわば鹿児島の文化や自然の広報。前職時代から関わりのあった仕事仲間や古くからの友人たちがたくさんこの地を訪れてくれる中で、鹿児島の魅力を余すとこなく伝えて、一生のお土産になるような体験をプレゼントしています。
小さい頃はプレゼントといえば、おもちゃやゲームなどモノを想像していたけれど、今改めてモノでは得られない価値を求める大人の人たちにも、やすらぎの自然体験を提供すること。これこそ僕しかできないギフトであり、感謝のお礼にもつながるのかなと思っています。
[PROFILE]3年前に鹿児島へ移住。傾倒するクライミングやアウトドアの活動を行いながら、鹿児島の豊かな自然や文化を発信する仕事に奔走中。


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