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3. スウェットを家着に見せない武骨なブーツ

パーカ/サカイ、パンツ/アレキサンダーワン、シューズ/ヴァイバーグ、バッグ/ア・ベイシング・エイプ、腕時計/ガーミン 
今日は上下スウェットです。これだけ聞くと家着かと思うが、こちらのオトーチャンはサニアラズ。
理由はオールブラックであることと、足元をブーツで締めているから。コンバット系のようなカナダブランドの武骨な一足が、家着に見えてもおかしくない上下スウェットを、しっかり街着に昇華させている。
聞けばパーカはサカイ、パンツはアレキサンダーワンのもの。ハイブランドを過度な主張なくさらっと着られるのもまた、黒のいい所なのだ。
 

4. シルエットは大事にしてね

コート、カットソー、パンツ/すべてユニクロ、スニーカー/ニューバランス、メガネ/オリバーピープルズ、バッグ/セリーヌ
色柄で遊べない単色だからこそ、シルエットは重要項目。メガネが印象的なこちらの御仁が洒落て見えるその秘密は、ロングコートを主役にしたシルエットメイクだ。
ドロップショルダーに、膝が隠れるロング丈コートにスッキリ細めのパンツを合わせることで、緩急あるオールブラック・コーデが出来上がっている。
袖や裾もロールアップさせることで、黒の重さをさらに軽減。全身ユニクロで醸し出すこの雰囲気、やっぱりオールブラックは大人の味方だ。

生地感や濃淡、シルエットメイクなど、オールブラックをさらに格好良く見せる“黒のトリセツ”。これらを参考に、ぜひ黒の恩恵を最大限に受けていただきたい。
 
笹井タカマサ、小野良子、鳥居健次郎=写真 宮崎卓弥、中北健太=取材


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