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Q.02_カレッジ系で選ぶべき正解は?

チャンピオンのスウェットといえばカレッジ系も人気。上の小沢さんしかり、街角でもたくさん見られた。
なかでも大人たちの傾向として見られたのは、本当に“大学”のロゴではなく、あのデザインをアレンジした1枚の愛用者が多いことだ。

山原さん(38歳)は噂のMoMAコラボをコートから覗かせて、コーディネイトにカルチャーの匂いをプラスするアイテムとしてチャンピオンを活用している。

また、ヴィンテージで人気の米国海軍モデルを選んだ豊田和志さん(35歳)は、直球でデニムにオン。こちらは絶妙なサイズバランスで今っぽく仕上げているのがポイントだ。
ちなみに、1980年代製の“NAVYパーカ”を愛用するスロウガン・小林学さんは「プリントの染み込みやフードの立ち上がり、サイズ感など、プロダクトとしての完成度に惚れ込んで」いて、かれこれ20年来の付き合いだとか。
雰囲気たっぷりのパーカをペインターデニムで合わせた小林さんの「チャンピオン偏愛話」も必読。
つまりカレッジ系は意味ではなくデザインで選ぶべし。というのは、こちらのW編集長トークでもやってます。
 

Q.03_色は定番グレーか。それとも挿し色か

ここまで見てきた人を振り返ると、色は圧倒的にグレーが人気。

ただ、冒頭に「夏のTシャツみたいに」と記したとおり、さまざまな楽しみ方ができるのがチャンピオンのスウェットの魅力でもある。
例えば、こんな挿し色使いとか。
インナーの白Tの覗かせ方も絶妙でかなりのテクニシャンとお見受けします。
オリーブグリーン、黒、ベージュという“メンズ三原色”に赤いスウェットでスパイスを加えることで、スタイリングに奥行きを出しいる黒田 豊さん(41歳)。
このように、どうしても重たくなりがちな冬のスタイリングをパッと明るくする起爆剤としてスウェットを使うのもいい。
ちなみに、アーカイブも掘っていけば無限のカラバリを持つチャンピオンならば、こういう楽しみ方も無限にできる。


3/3

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