小栗 旬さん演じる主人公が着るダウン
当然ながら、シンプルな見た目は「能ある鷹は〜」的なアレに過ぎず、その機能性はザ・ノース・フェイス謹製のハイクオリティである。
1965年に発表されたヘリテージモデル「ブルックスレンジ」のデザインを継承しつつ、素材や機能性は最新スペックにアップデート。どこかレトロな面影を残しつつ、最先端の一着へとリビルドした。
表地は優れた防風性、透湿性、撥水性を備えたゴアテックスプロダクツを採用。マットな質感だからどんなスタイルにもハマるはずだ。中綿には、遠赤外線効果で体温に合わせた暖かさをもたらし、汗などの蒸散性も認められる“クリーンダウン光電子”を惜しみなく投入した。
想像どおり、その保温性といったら凄まじい。今冬はラニーニャ現象で寒くなると言われているが、「かかってきなさい」とつい薄ら笑いを浮かべてしまう温かさである。
スラリとした体型の人は、まさにドラマの小栗さんのようにボリューミーに着こなすのが◎。ちなみに、ジャストサイズで着ようとすると、ちょうど写真のようになる。ネットでポチるのもいいが、大きめな作りなので、実際に羽織ってサイズ感を確かめることをオススメしたい。
ドラマ『日本沈没』も今夜から新章に入るようで、次なる展開にもますます期待が高まる。震災をテーマにしたシリアスなドラマではあるが、ファッション要素にも注目しながら今後も楽しもう。
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