OCEANS

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状況と気分に合わせて臨機応変にやる

焚き火でベーコンをあぶる。燻香がついて実にうまい。
翌朝。天気予報は雨だったがなんとか持ちそうだ。
「家族でキャンプに行くのは2泊のスケジュールがとれるとき。1泊はやっぱり、名残惜しいなあ」。
音楽は昨日よりももっと静かなピアノのインストゥルメンタルを。行きがけに購入した長野の地の卵とパンが朝食だ。
高速を降りてすぐの農場で、行きがけに購入した卵。黄身の盛り上がり方と白身の透明度が新鮮さを物語る。
「映えるだろうと思ってホットサンドメーカーを持ってきましたが……。このパンまだ柔らかいですね。そのまま食うのが良さそうだ」。
パンに薄くマヨネーズ。新鮮な卵はオムレツに。昨日の焚き火の残り火を熾してベーコンをあぶる。ホットサンドの予定がオープンサンドとあいなる。
そのときの状況と気分に合わせて臨機応変にやるのが剣星流なのである。
コンパクトなスペースでテキパキと調理を進める剣星さん。切れ味抜群のナイフは奥さまのもの。
さて今回のキャンプ道具は、すべて剣星さんの私物を使った。唯一違うのが「OCEANS MOTORHOME」。この車、率直にどう思います?

「とにかくデカい!という第一印象。長さと高さはありますが幅はそこまで広くないので、高速道路などでは運転しやすかったです。服や道具はこだわる自分ですが、実は、唯一車だけがこだわりがなくて。
でもこの車は単純に楽しいし、家族を乗せたら絶対盛り上がりそう。今度借りに行きますね(笑)。それにしても今回は本当に楽しかった。また絶対、やりましょう」。
 
川西章紀=写真 加瀬友重=編集・文


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