【Day2:洒落る日】ファッションとしての“機能”も抜かりなし!
スポーツウェアらしからぬ意外な見た目は、周囲のランナーとの差別化を図るだけでなく、日頃のコーディネイトにおいてもいい助け舟となる。
アウトドアの空気を纏ったその姿は、ご覧の通りファッションピースとしても“高機能”と言えるのだ。
例えば、今の時季なら肌寒さをフォローする頼もしいアウターとして重宝するだろう。
ヘムラインをシャツのようにわずかにラウンドさせたことで、日常着にすんなりと馴染む。それでいてクラシカルなアウトドアウェアを彷彿させる異素材MIXの妙は、古着店を巡った当時の記憶の扉を叩く。ならば昔を思い出し、デニムと合わせてみるのもいい。
野暮ったさが気になるなら、さりげなくクリーンな色のアイテムを取り入れるのもひとつの手だ。
馴染みのあるパーカとローテクスニーカーなら、年を重ねた今でも気負うことなくアプローチできそうである。
迫り来る冬には、縁の下の力持ちとして寒さから我々を守ってくれるに違いない。今ならステンカラーコートとスラックスによるトラッドな着こなしに新鮮味を与えるハズしとして、ギャップを楽しめるだろう。
全体をアースカラーで統一することによって、フリースのアノラックではありながらスタイリング全体のエレガントさはしっかりと保つことに成功している。
ストレッチが効いた素材はインナー使いでもゴワつかず、ウーブン生地との切り替えは通常のフリースで陥りがちな着膨れ感も回避してくれる。
アウトドアウェアや軍モノに慣れ親しんだオーシャンズ世代にとって、オリーブカラーも着こなしやすさの一因となってくれるはずだ。
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