[2]焚き火で育てるバングル
「次はこれなんですけど……」。
腕につけていたチタン製のバングルを外した猪野さん、突然、焚き火の中にそれを放り込んでしまった……。え、大丈夫?
「ああ、これは焚き火の炎の痕を焼き付けるアクセサリーなんです。薪の種類や燃やし方で焚き火の温度は変わるので、バングルにその日の焚き火が刻み込まれるというコンセプトです」。
「普段はあまりアクセサリーを身に着けることがないのですが、これは人とも絶対にかぶらないし、いいですよね。焚き火が終わったあとにプレゼントに、なんて使い方もありかも」。
ちなみに、バーナーで焼くとチタン特有の美しいブルーに仕上がるらしい。少し磨きをかけてもいいし、自由度の高いアクセサリーだ。
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