4人が考える大人のアメカジの着こなしとは？
河崎さん、安部さんが薫陶を受けた’90年代スケートカルチャーのテイストを加味したストリートなスタイル。コーチジャケットやインナーのカットソーにプリントを施して茶目っ気たっぷり。緩めにテーパードがかかったパンツからは、太すぎない適度な時代性が感じられる。ブルゾン2万4200円、カットソー9900円、パンツ2万5300円／すべてマーブルズ（マーブルズアンドコー 03-6628-5515）、サングラス3万800円／エフェクター（オプティカルテーラー クレイドル青山店 03-6418-0577）、スニーカーは私物——皆さん、大人になってアメカジの着こなしって変わりましたか？三浦 着ているアイテムは変わらなくても、フィッティングやサイズ感は時代時代で変わっているかな。
石黒 黒を選んでいるってところも、大人としての選びを意識した結果かも。ある程度色数を絞ったほうがコーデしやすいし、落ち着いた印象になる。
三浦 ちゃんと考えてるんだ（笑）。
安部 自分の着こなしでいえば、素材感で違いを出すことは意識しています。例えば、起毛感があるものには平滑なものを、あるいは光沢あるものには、マットなものを、という具合に。
一同 おお！ さすがプロ。
——皆さんもプロですよ（笑）。安部 一方、マーブルズのものづくりでいえば、遊び心も大事にしています。撮影で三浦さんが着用した服にはプリントが施してありますが、格好いい大人ほど遊び心がハマると思うんです。
河崎 自分が着るときも、ブランドのものづくりとしてもそうなんですが、フィッティングも大切に考えています。今、ビッグシルエットは人気ですけど、まんまブカブカにしてしまうのは、好きじゃないですし、大人としても疑問。時代性は適度に反映しながらも、タイムレスに着られるようにしています。
三浦 適度な時代性というのはうれしいですね。さすがにブカブカしすぎていると恥ずかしいですし。でも、シルエットがきれいだから安心感もある。
河崎 ありがとうございます！
安部 自分の価値観に合ったものを長く着てほしいという思いもあります。
石黒 そうですよね。気に入ったものは、末長く着ていきたいです。体型が変わらない限りは（笑）。
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マーブルズアンドコー
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www.marbles-jp.com 田邊 剛＝写真 石黒亮一（ota office）＝スタイリング MASAYUKI（THE VOICE）＝ヘアメイク 髙村将司＝文
