来る2022年に創立160周年を迎えるスイスで誕生したアウトドアブランド、マムート。
過酷な山の自然環境のなかで培われてきた「本物のアウター」が持つ優れた機能性は、都市でのライフスタイルにおいてもその真価を発揮してくれる。
160年の歴史が培った本物のアウター
タフな表生地&ダウンで抜群の防寒性能を発揮
「フローバーグ HS サーモ フーデッドコート」モデル名のHSはハードシェルという意味。耐風性と防水性に優れた「マムートドライテクノロジー」という表生地に、保温力抜群のグースダウンを使用する。特徴的な高い襟やフロントジッパー上のフラップが風の侵入を防ぎ、防寒力をさらに高めてくれる。
アイテムの詳細はこちらマムートの歴史は一本のロープから始まっている。1862年にスイス人のカスパー・タナーがロープ工場を設立。その後1940年代には「マムートザイル」という名の、高品質のマウンテンロープが誕生する。
以来ロープはブランドの核となるプロダクトとして進化し、高い製造技術と厳しい安全基準は、そのままマムートのもの作りの哲学として受け継がれてきたのである。
もちろん今回ピックアップしたアウターにもその哲学は息づき、育まれたテクノロジーが随所に反映されている。冒頭のネイビーのダウンコートの表生地には、「マムートドライテクノロジー」という独自の素材を使用。耐風性と防水性を兼ね備えた2層構造の生地だ。
またブルーのダウンジャケットは900フィルパワー(羽毛がどれだけ膨らむかを表す単位。数字が高いほど良質)という最上級のダウンを使用している。厳しい自然のなかで身を守るために何が必要か。それが考え抜かれているから、マムートのアウターは厚い信頼を得ているのだ。
そんな前提のうえで、今季のアウターのコンセプトには「ウォーム&ライト」を掲げている。暖かく軽く。街や身近な自然のなかでも、その優れた機能性を存分に味わえるアウターだ。
例えば冷え込んだ朝、自転車を漕ぎ出すときに。車から降りてビーチサイドを散策するときに。暖かく軽いマムートのアウターが、我々の背中を押してくれるのだ。
また機能性以外の面でも、マムートのプロダクトには共感を抱く部分が多い。ヨーロッパの自然からインスパイアされた、美しいカラーバリエーションが揃っていること。自然環境や労働環境などに配慮したサステイナブルなビジネスを推進していること。
機能良し、見た目良し、そしてサステイナブル。これこそ現代における「本物のアウター」ではないだろうか。丈夫なロープをつないでピッチを伸ばしていくように、マムートのもの作りはこの先も着実な進化を遂げていくに違いない。
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