進化を遂げたジャージーズ、最新モデルの実力は?
今でこそ、コンフォートなデニムは百花繚乱の様相だが、それを先駆けるように2011年に誕生したのが、エドウインの「ジャージーズ」だ。綾織りに固執せずに編み地を採用。デニムと遜色ない風合いと快適性を同時に実現し、登場以来、累計600万本以上を販売しているという看板シリーズのひとつだ。
その座に安住しないのが、ジャパンデニムのオリジン的存在である、エドウインの強み。誕生10年目の今年、さらなる進化を遂げている。
最新モデルでは、名門カイハラの「モーションフィットデニム」をベースに、エドウインと共同開発をしたジャージーズ専用生地が最大のポイントだ。
例えば、経糸。ポリウレタンの中空糸にリヨセルと綿の混紡糸をカバーした糸と、極細のファイバー繊維の2種類で構成。伸縮性を担保しながらも、接触面積の少なさと吸放湿性の高い素材使いにより、柔らかくさらりとした肌触りも獲得した。
一方、ストレート糸とムラ糸をミックスした緯糸においては、リアルなユーズド感を表現し、デニムのアイデンティティをキープする。もちろん、現代の傾向を汲んだシルエットを採用しており、どんなスタイルにも合わせやすいというビジュアルの魅力も高めている。
はいて快適、見た目に美しい。高次元でこれを実現する「ジャージーズ」ゆえに、僕らが大好きなデニムを年中はいても、ずっと笑顔でいられるというわけだ。
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