突然だが、「ジュゲム」をご存知だろうか。古典の噺ではなく、モダンなブランドの話。そのウェアがとにかくスタイリッシュで機能性が高く、普段使いにちょうど良いのである。
なかでも今回は、ブランドの新ライン「ホワイトライン」よりリリースされたハイスペックウェアに注目。まるで米軍御用達のエクワックス(ECWCS)のようにシーンに応じて拡張可能なのだ。
アウターを起点とし、インナーダウン、そしてパンツが織りなす連携プレーは、今冬のライフスタイルを力強くサポートしてくれるはず。
起点になるアウターはこれ! アイテムの詳細はこちら いつもの服に似合いつつ、日常の「もしも」に対応
では早速、着こなしの起点となるアウターに焦点を当てよう。
前述の通り、今作の大きなポイントとして“拡張コーデ”が挙げられるのだが、まずはアウター単体の魅力から。なんせ、作り込みがハンパないのだ。
見た目はシンプルなフィールドジャケット。表地のマットな質感、落ち着いたネイビーカラーは合わせる服を選ばない汎用性を持ち、ビッグシルエットが旬な香りを放つ。
デニム&ニットといった定番服と組み合わせるだけで、ご覧の通りサマになる。
ただし、アウターとしてのストロングポイントはルックスだけにとどまらない。デザインの大きな要素を占める、大小さまざまなポケット。その数、実に
8つにも及ぶ収納が、高機能を支える柱となる。
種類豊富なポケットのおかげで、“もしも”急に荷物が増えたって安心だ。
例えば、フロントと後ろ身頃の左右に設けられたフラップ付きポケットは、ペットボトルもすんなり収まる大容量。「急に喉が渇いた」「ちょっと暖かいものが飲みたい」なんてときでも、荷物が増えずにストレスフリーなのである。
ちなみに、左側のフロントポケット内部には細かい仕分けが可能なミニポケットを装備。右胸内側にはスマホ用ポケットが用意されるなど至れり尽くせりだ。こいつは
もはや、“着るバッグ”と呼ぶべき存在。“もしも”予定外の荷物を目の前にしても、もう逡巡する必要はない。
このアウターの凄みとしてもうひとつ忘れてはいけないのが、3レイヤー構造の表地だ。
タフな合成素材であるアラミドとコットンを混紡することで、
防水透湿性、撥水性、さらには難燃性までも獲得。ムレにくい、濡れにくい、燃えにくいという三拍子が揃ったニクい素材なのだ。
これにより、“もしも”急な雨に降られても、急なキャンプにお呼ばれしても問題なし。しかもそれをあくまでアーバンなルックスでやり切ってしまうのだから、やはり完成度の高さには恐れ入る。
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