■広い海のために、時計ができること
今回のビーチクリーンイベントを主催したブライトリングは、海と自然環境を考える当事者の1人として、さまざまなアクションを実践している。
パイロットウォッチに端を発し、海洋の学術調査が盛んになった1950年代には世界のダイバーをサポートするために高性能なダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」をラインナップに加えたこともあり、近年は特に海を始めとした自然環境に配慮した活動にも注力している。
例えば、今回のオーシャン・コンサーバンシーとのパートナーシップや、世界12カ国で80以上の森を作ってきたSUGiとのパートナーシップ。あるいは100%アップサイクル素材のパッケージなど、サステイナブルな変革を行ってきているのだ。
「僕らサーファーにとって、同じく海を舞台に活躍するダイバーズウォッチはやっぱり気になる存在。出自やデザインはもちろん、海の環境に配慮したものならなおさらです。
ブライトリングがアウターノウンとコラボした『スーパーオーシャン オートマチック 44 アウターノウン』なんてまさにそれ。この特別なナイロンストラップは、共感せざるを得ないですよね」と熱く語る三浦さん。
三浦さんが語るこのストラップこそ、ブライトリングの海への想いの象徴と言える。
ブライトリングは、伝説のサーファーであるケリー・スレーターが設立者に名を連ねるサステイナブルなファッションブランド 「アウターノウン」とパートナーシップを締結。
両者の成果となるモデルが「スーパーオーシャン オートマチック 44 アウターノウン」なのだが、付属するストラップは世界中の海から回収された漁網などのナイロン廃棄物を材料とした「エコニール®ヤーン」で作られているのだ。
さらにブライトリングは、ペットボトルをアップサイクルした「rPET(リペット)」という素材で、時計を入れるウォッチボックスを製造。
環境負荷の少ない素材というのはもちろん、平らに分解できる組み立て式のボックスは省スペースでの輸送が可能で、輸送時に排出されるCO2の削減にも寄与する。
「ストラップもボックスも、単にリサイクル品というだけじゃなく、しっかりお洒落でスマートなアイテムに仕上がってますよね。
今日拾ったゴミにもあった漁網やペットボトルを再利用して作られていると思うと、なんだかやっぱりいい気分にもなります」。
「一時のアクションじゃなくて、ブランドとして本質的にサステイナブルな活動であること。そこをちゃんと考えているブライトリングは素晴らしいですね」。
ブライトリングのサステイナブルな取り組みはコチラ海を愛し、ファッションも愛する三浦さん。「拾うだけでなく元を断つ」「リサイクルだけでなく品質も」というブライトリングが考える本質的な“サステイナビリティ”に、共感と感動を覚えた様子だ。
[問い合わせ]ブライトリング・ジャパン
0120-105-707
www.breitling.com
ペドロ・ゴメス=写真 POW-DER=文 BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN=撮影協力