「どんなときでも、自然体でいられることが、僕の考える大人カジュアルかな」。
飾り気のないキャラクターでお馴染みのオーシャンズが掲げる海男代表、マーシーこと三浦理志さん。根っからの自由人に映る彼らしい発言だ。
とはいえ、地元の湘南で過ごす服装と、ミーティングのために都会に出る服装には、多少なりとも「違い」をつけているそう。それには、彼自身が50代を迎え、ライフスタイルに広がりが生まれていることも起因する。
「今では、ありがたいことにブランドのディレクションなどにも関っているので、都内では撮影以外の仕事も増えました。
30代ならば、“海上がりまんま”の格好で向かっていた都内ですが、今では、より都会らしさを心がけるようになりました」。
そうした意識の変化は、海スタイルにも変化をもたらしているそう。
「年を重ねればこそシックな色使いも魅力を感じています。(平山)祐介の格好も横目で参考にしたりして(笑)。最近は、派手色を封印してベーシックな配色でまとめることもしばしば」。
もちろん、趣味の農作業でも、動きやすさと汚れの目立たなさ、そして、大人らしさを重視している。
「行動の幅が広がると、服装の選択肢も増えてきます。大事なのは、どんな場合でも、ストレスなくいられること。でも、意外とそういう服って、探すとないんです。
だから、ヤヌークさんとコラボして、満足のいくパンツを作りました!(笑)」。
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