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2021.10.10

ファッション

スタイリスト宮島尊弘さんが語る「年を重ねた今こそ“襟付き”が似合う」

「スタイリストなのでスーツを着て会社に行く機会もなく、昔から常に服装はカジュアル。
アイテムもクルーネックのTシャツやニット、パーカなどが自然と多く、それをルーズに見せないように着たいという気持ちがいつもありました」。
スタイリスト宮島尊弘さんが解説!年を重ねた男にこそ“襟付き”が味方するワケ
スタイリスト・ 宮島尊弘さん Age51
それが50歳を過ぎ、変化が訪れる。BDシャツやポロシャツなど襟付きのアイテムの出番が増えてきたのだ。
「そうした服をこんなに頻繁に着ているのは人生初。この歳になり、もう一度きれいに服を着てみたくなったんです。いや、もしかしたら単に丸首に飽きてきただけなのかな(笑)。
とはいえ、年を重ねた自分の顔には、クルーネックよりも襟付きがしっくりハマっている気がする。自分に似合うものは年齢によって変わると改めて実感しました」。
ジャストサイズのサイのシャツ。タックインのバランスを考慮して、パンツは普段よりもゆとりのあるサタデーズ ニューヨークシティ×ディッキーズのものを。「スウェットパンツも合いそう」と宮島さん。
この日は教科書どおりのきれいめではなく、パンツのボリュームや足元のチョイスでシャツを着崩した。
「今まで着なかったトップスをあわせてみると、手持ちのパンツがまた新鮮に着こなせるようになったのもうれしい発見ですね」。


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