以前紹介したとおり、最近はキャンプにどっぷりハマっている俳優の池内博之さん。
その現地での移動や散策のため、これまでは折りたたみ式のe-BIKEを愛用していたそうだ。
「本格的なマウンテンバイクにも興味はあるけれど、自分のスタイルに合っているのは、マイカーに余裕で積めて遠方にも持ち出せる折りたたみ式。今使っているのは、電動アシスト付き、しかもファットタイヤ装着のゴツいタイプだから、トレイルやオフロードもゴン攻め(笑)できます。
また駐車場からテントサイトまで道具を運んだり、近場の温泉まで足を延ばしたり、フットワーク軽く動けて時短にもなる」と、折りたたみ自転車の利便性に感動。
これを機にもう一台、新たに街乗り用にと名を挙げたのがロンドン発のブランド、ブロンプトンのの折りたたみ自転車だ。
「実は何年も前からチェックしていたメーカーです。まず洗練されたデザインに惹かれましたが、より軽量でコンパクトになるので一段と持ち運びやすい。SUPのあとに海沿いをゆるく流すなど、遊び先で気軽に使えるのがいいですね。
あと今は難しいけれど、旅行や長期の海外ロケにも持ち出したい。これがあれば行動範囲が格段に広がり、自分のタイミングで好きなところへ行ける。クルマとは違った景色を発見できたり、地域の雰囲気を身近に感じられると思うんです」。
そんな自転車ユースに打ってつけなのが、グラミチとノンネイティブによるイージーパンツ。
「動きやすさは大前提、やっぱり機能性は重要です。急な雨に降られることもあるだろうし、これからの季節は風も冷たくなる。
このパンツは細身のシルエットでもストレッチが利いているので、ペダルを漕いだり屈んだりしても膝が突っ張らない。小雨程度ならバッチリ弾くし、風もブロックしてくれる。それでいて蒸れにくいのもうれしい。
ゴアテックスなのにゴワゴワせず柔らかいし、スポーティすぎないから普段の街ばきや旅にも役立ちます」。
ギアやウェアの得意分野を見極め、シーンに応じて最良のモノを選択する。限られた余暇を貪欲に楽しむ、池内流FUN-TIMEの極意だ。
俳優 池内博之●「池’s farm」では夏野菜の収穫が終わり、そろそろ秋冬野菜の準備へ。YouTubeでは畑で採れた野菜を使って料理をする新企画「IKE’s KITCHEN」もスタート。
高橋賢勇=写真 山田昭一=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク いくら直幸=文