年を重ね時代も変われば纏う服は変わる。ところが好きなパンツはわりと普遍で不変。その最たるものがデニムであろう。
そこで5人のオッサンモデルにそれぞれ異なるブランドのデニムを着こなしてもらった!さて、アナタはどのスタイルがお好み?
水上剣星と「アー・ペー・セー」のデニム
ワンウォッシュのブラックデニムが持つアナーキーなムード。英国バンド、スーサイドのマーティン・レヴとの異色コラボレーションは、ハイウエストかつタイトなシルエットでその印象を強めている。
それは、いわば精神的な逞しさの裏返し。アウトドア顔のジップアップブルゾン、トレランシューズとミックスしてクール&タフなオールブラックに。
水上剣星さん Age37
身長180cm、体重73kg。アウトドア服をシックに着こなすのが得意なシティキャンパー。好きな色はブラック、ホワイト、ベージュ、カーキ。
三宅 敬と「エドウイン」のデニム
ジャパンデニムを牽引し続ける老舗ブランドは、年を重ねるにつれてしっくり馴染む。生成りの風合いを持ったナチュラル顔のものをはけば、なんだか優しいオジサマといった感じに。
顔に増えてきたシワを楽しむように、洗いざらしのシャンブレーシャツを合わせてみた。袖や裾のまくりなどの、“こなし”と“いなし”も年の功がなせる技か。
三宅 敬さん Age55
身長180cm、体重70kg。普段のパンツサイズは30インチが基本。いろいろなファッションを経験したが、今は再びアメカジ服が気分。
呉山賢治と「セダン オールパーパス」のデニム
濃紺のデニムに、真っ赤なフーディ。王道でいて大胆な色合わせだ。
それを、ともにルーズなフィッティングと肉厚な素材感でさらに目を引くスタイルに。合間からさりげなく覗くTシャツの白で、ラフさと洒落感をプラスした。
あくまで気張らず、自然体で。そんな精神性は、ウエストがゴム仕様になったイージーデニムからも垣間見える。
呉山賢治さん Age36
身長184cm、体重72kg。日々の筋トレとヨガのおかげで服が似合う、しなやかなカラダづくりに成功。スポカジファッションが好き。
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