『「新40代」的、モノえらびの根っこ・スピンオフ企画』とは…… オーシャンズのW編集長エベハラが、気になるアイテムについて語り尽くす恒例企画。今回はアワードジャケットが主役だ。
これには、エベハラ共通の思い出があるようで……
今回の主役 アメリカではスポーツの試合で優秀な成績を収めた学生だけが着用できることから「アワードジャケット」と呼ばれ、多くのスポーツマンから愛されてきた名品をビームスらしくアレンジした。
クラシカルなディテールは踏襲しつつ、ビッグシルエットで程良くトレンド感をプラス。ただし衿ぐりや袖口は適度なサイズに調整し、ラフすぎないのもポイントだ。裏地はキルト仕様のため、冬まで長く楽しめる。
アワードジャケットの詳細はこちら まずはアワードジャケットをまじまじと……
ハラ コレは……スタジャンっすね!
エベ そうそう。アワードジャケットやらヴァーシティジャケットって、いつの間にか呼び方が変わってたけど、俺ら世代は断然スタジャンだよね。
ハラ まるで出世魚(笑)。時代を感じますねー。
エベ でもさ、このスタジャンには古き佳きユニフォーム的な良さっていうか、ビームスの原点みたいなものも詰まってると思うんだよね。レザーのスリーブは懐かしい感じがしない?
ハラ 確かにそうっすね。
エベ ’80年代に生まれた「ユニフォーム サーカス ビームス」に通ずるものがある。
ハラ ああ、ユニフォームとかを作ってくれるビームスの部門ですよね。
エベ あそこでユニフォームを作るのって、ステータスになってたからね。もう、UCLAに憧れた世代にはたまらなかったなぁ。
ハラ でも着た感じは、ビッグシルエットで今っぽいですね。それにほら、裏地も見てくださいよ!
エベ あ、プリマロフトを使ってる! この配慮はいいな。真冬も軽快に着られて、しかもちゃんと暖かいっていう。
ハラ 今の時代には、ゴツいダウンよりもこのくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
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