誰もが憧れるブランドである「オールデン」や「ジェイエムウエストン」。そしてメイド・イン・ジャパンを貫く「キッズ ラブ ゲイト」や、上品さとユニークさを兼ね備えた「ルメール」など。
ファッションのプロたちが「何十年と付き合い続けたい」と語る感動のレザーシューズ、ここに集結!
「フォルメ」
カーニー デザイナー
熊谷富士喜さん Age35
ヴィンテージや骨董品、伝統工芸品などプロダクトへの造詣が深い。2021年6月、神宮前に新店舗「ソスト」をオープンしたばかり。
くるぶしが出っ張っている自分の脚はいつも革靴と相性が悪く、購入しても長く履けないものばかりでした。
そこでデザイナーの小島明洋さんに相談したところ、コンプレックスを解消してくれる靴をすすめていただき、さらにくるぶしの高さに合わせてセミオーダーまでお願いしました。
出来上がった靴は過去最高の履き心地で、今では人生でいちばん多く履いている靴になりました。
「オールデン」
ビームス メンズカジュアル チーフバイヤー
柴﨑智典さん Age40
ベーシックなアメカジとメンズウェアにおける定番品をこよなく愛する。おそらくどこのセレクトショップのバイヤーさんより“コンサバイヤー”。
オールデンは4足所有しています。なかでもペニーローファーは実際にボストンの工場に行って製作過程を直に見ているため、ほかの靴よりも愛でる気持ちが強いです。
どんなに年を重ねてもこの靴の歴史や佇まいに見合っている気がせず、もっともっと勉強しなければと自身の未熟さを思い知らされる存在。とにかく履いて、休ませて手入れをし続けたこの靴の表情は“感動”としか言いようがありません。
「キッズ ラブ ゲイト」
イトナム 代表取締役
名村恒毅さん Age44
ラフすぎず頑張りすぎない。そんな“父カジ”を標榜し、ふたりのお子さんの送りをこなす。今気になるのは、英国テイストの服やモノ。
これは持論ですが、革靴とはその国々の人に合わせて作られるべきものだと思うんです。だからこそ、日本人に合った足型でメイド・イン・ジャパンを貫くこのブランドに惹かれますね。
一方で、デザイナーの人柄も大きなポイント。展示会にお邪魔すると、いつも素敵な笑顔で迎えてくれます。改めて気付いたんですが、僕、笑っている人の作るモノが好きなんです。
「スーパー 8 シューズ」
MIYAMOTO SPICE 代表
宮本哲明さん Age38
セレクトショップのPRから独立。昨年末には、自身の会社でブランデットショールーム&ストアを設立。スパイス料理の修行中でもある。
ドレス感のあるVチップに最先端のビブラムソールを装着。某本家のVチップでは見られないレアな組み合わせにノックアウトされました!
ソールは、氷点下の気温でも硬化しづらく滑りにくいし、アッパーのレザーも雨に強いオイルド加工。街だけではなく、山にだって履いていけそう。日本人の足に合わせた木型で、疲れにくい点もお気に入り。
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